
10階建ての高い階に住んでいるので、工事の搬入がどうなるのか不安。
八王子狭間住宅は、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、一般的に管理組合への届け出で工事を進められます。
八王子市狭間町にある1973年8月竣工、築53年のSRC造・10階建てで、総戸数は300戸です。分譲したのは東京都住宅供給公社で、京王高尾線の狭間駅まで徒歩8〜9分、JR高尾駅まで徒歩10分です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。築年が古いので、配管を替えるかどうかが金額の分かれ目になります。
この記事では、公社分譲で築53年というこの建物の事情に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことをまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築53年なので住戸内の配管の交換を見積もりに入れる
- 10階建て・300戸なので搬入と養生を確かめる
- 狭間駅と高尾駅の2駅が使える立地
八王子狭間住宅のリフォーム・リノベ費用の目安
自分の住戸の内側(専有部分)は、管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
八王子狭間住宅は、東京都住宅供給公社が分譲したSRC造・10階建ての建物です。同じ狭間町には新しい分譲マンションも多いので、築年の違いも頭に置いておきましょう。
工事の範囲別の費用目安
住戸の広さは部屋によって違います。自分の専有面積に近い欄を目安にしてください。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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八王子狭間住宅の基本データ
まず、築年・階数・戸数・分譲主を見ておきましょう。
| 所在地 | 八王子市狭間町 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 京王高尾線「狭間」駅 徒歩8〜9分、JR中央線「高尾」駅 徒歩10分 |
| 竣工 | 1973年8月(築53年) |
| 構造・階数 | SRC造・10階建て |
| 総戸数 | 300戸 |
| 分譲主 | 東京都住宅供給公社 |
サイトによって、掲載されている情報は分譲時の資料にもとづいていて、現在の状況とは違う場合があります。ご自分の住戸の書類で確かめておくと安心です。
八王子狭間住宅はどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
SRC造は壁の中に鉄筋や鉄骨が通っていることがあるので、抜ける壁と抜けない壁は図面で判断してもらいます。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築53年・10階建て・300戸では、配管・搬入・近くの同名の建物との違いに気をつけたいところです。
築53年の配管は交換を前提にする
築53年の住戸では、給水管・排水管の傷みが進んでいる可能性があります。全面リノベなら、床や壁を開けるときに配管の交換までまとめるのが効率的です。
管理組合・工事会社に確認すること
10階建て300戸で搬入の枠を確保する
10階建てで戸数も多いので、搬入できる時間帯が限られることがあります。着工の日程を決める前に、管理組合に確認しておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
狭間駅・高尾駅の2駅から通える
狭間駅まで徒歩8〜9分、高尾駅まで徒歩10分で、どちらの駅からも工事の人が通える立地です。工事の車を停める場所は別に決めておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年以上・10階建てのSRC造マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築53年の住戸内の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 搬入費や共用部の養生費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
築50年を超えるマンションの工事は、配管の見積もりが甘い会社だと、床を開けてから追加の費用が出やすくなります。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
八王子狭間住宅のリフォームでよくある質問
- 八王子狭間住宅はリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 「八王子はざま住宅」など、名前が似た別の物件と同じですか?
八王子狭間住宅は狭間町にある1973年築・300戸の建物です。椚田町にも「八王子はざま住宅」という似た名前の建物の掲載があり、別の物件として扱われています。
書類を探すときは、所在地と戸数で見分けましょう。- 配管はどうしたらいいですか?
1973年築で築50年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり、耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
八王子狭間住宅は、1973年築・10階建て300戸のマンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、搬入と養生、工事の車の置き場、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、築50年超の配管を見られる会社の見積もりを、2〜3社で比べてみてください。
