
22棟もあるから、自分の棟の工事のルールがどこで決まるのか分からない。
西武狭山台ハイツは、管理規約の範囲で室内を作り直せる団地型マンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
狭山市中央3丁目にある、1975年8月〜1976年3月に竣工した(築50〜51年)RC造5階建で、22棟・640戸の大きな団地です。分譲主は西武不動産です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築50年を超えた22棟の団地に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。建て替えの予定と、直して住むか売るかを比べる材料もまとめています。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(住戸の広さで変わる)
- 築50年超なので配管の交換も工事に入れて考える
- 22棟・640戸なので自分の棟の情報で確認する
- 狭山市駅からバス7分なので工事車両の動きも聞く
西武狭山台ハイツのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
西武狭山台ハイツは、西武不動産が分譲したRC造・地上5階の団地です。西武新宿線の「狭山市」駅からバスで約7分の場所にあります。
工事の範囲別の費用目安
住戸の広さは棟や間取りで違うため、ご自分の専有面積に近い欄を見てください。60〜69㎡台なら60〜69㎡の欄、80㎡台なら80〜89㎡の欄が目安です。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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西武狭山台ハイツの建て替えの予定は?
2026年10月時点で、西武狭山台ハイツの建て替えの計画は公表されていませんでした。実際には、今後の予定は総会の資料で確かめましょう。
築51年(1975年竣工)の建物です。建物の寿命をどう見るかが話し合いのきっかけになりがちです。
建て替えには何が必要?
一般的な建て替えは、まず管理組合で検討を始め、決議、組合づくり、工事の順に進みます。ひとつの段階ごとに、合意を取り直す場面が出てきます。
管理組合の勉強会で、建て替えと修繕のどちらにするかを話し合います。
総会の採決で、法律の定める多数の賛成が得られれば決議が成立します。
建て替えを進める組合ができ、今の住戸と新しい住戸の権利が整理されます。
仮住まいに移り、完成したら新しい建物に戻ります。
建て替えの自己負担は、建物の規模と敷地の余裕で決まる部分が大きいものです。話が具体化したら、費用の見通しを管理組合に聞いておきましょう。
2026年4月から建て替えの決め方が変わりました
区分所有法の改正が2026年4月1日に施行されました。建て替え決議の原則は、これまでどおり5分の4以上の賛成ですが、耐震性の不足などがある建物では4分の3以上に下がり、所在が分からない所有者を決議の数から外す手続きも設けられました。
西武狭山台ハイツは1975年竣工で、旧耐震の時期に建てられた建物です。改正で緩められた要件に当たるかは、耐震診断の結果しだいです。くわしい内容は、法務省「区分所有法・被災区分所有法の改正について」で見られます。
建て替えの予定を調べるには
大がかりな修繕や建て替えの動きは、長期修繕計画と総会の議事録で追えます。工事を頼む前に、直近の数年分を見せてもらいましょう。
工事の前に聞いておくこと
西武狭山台ハイツはリノベか売却か
工事をして住み続けるのか、売って次の住まいに移るのか迷ったら、見積もりと査定の両方を先にそろえておくのが確実です。
マンションマーケットには、2025年2月に約58〜98㎡で450万〜780万円で売り出されていました(2026年10月に確認)。見出しに載っている現在の相場は710万〜750万円です(ページ上の更新は2025年6月)。
階や向き、工事の有無で差が出るので、ご自分の住戸の値段は査定で確認すると安心です。
| 検討の材料 | 西武狭山台ハイツの数字・条件 |
|---|---|
| リノベにかかる額 | 1,000万〜2,000万円台が全面リノベの目安。築51年なので、配管の交換も入れて考える |
| 売り出し価格の例 | 約58〜98㎡で450万〜780万円(2025年2月)。現在の相場の見出しは710万〜750万円 |
| 駅からの距離 | 西武新宿線「狭山市」駅 バス約7分 |
| 規模 | 640戸(22棟)・RC造・地上5階 |
| 築年 | 1975年竣工の旧耐震の建物。買い手の住宅ローン控除には耐震の証明などが関わります(国税庁の案内) |
両方の数字をそろえて、暮らしやすさと手元に残るお金の両面で比べてみましょう。数字がそろえば、迷いはかなり減ります。
旧耐震で売れるかが不安なら、旧耐震・築古物件の買取を扱うラクウルに相談する方法もあります。
西武狭山台ハイツの基本データ
まず、建物の年代・棟の構成・駅からの距離を見ておきましょう。
| 所在地 | 狭山市中央3丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 西武新宿線「狭山市」駅 バス約7分 |
| 竣工 | 1975年8月〜1976年3月(築50〜51年) |
| 構造・階数 | RC造・地上5階 |
| 総戸数 | 640戸(22棟) |
| 分譲主 | 西武不動産 |
1975年8月から1976年3月まで竣工に幅があり、棟によって築年が少し違う場合があります。ご自分の棟の竣工時期は、購入時の書類などで確かめましょう。
西武狭山台ハイツはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
昭和50年代の5階建RC造の団地には、壁で建物を支える構造のものが多くあります。抜ける壁と抜けない壁は、管理組合に図面を見せてもらって判断するのが確実です。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築50年超・22棟・バス便の団地では、配管・棟の違い・工事車両で工事の中身が変わります。
築50年超は配管の交換が前提
1970年代なかばの建物なので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
22棟・640戸の中の自分の棟
棟によって竣工の時期や図面が違うことがあり、棟ごとの管理や掲示のルールも確かめておきたいところです。
管理組合・工事会社に確認すること
狭山市駅からバス7分の立地と工事車両
バスで通う立地なので、職人さんや資材を運ぶ車の出入りが工事の進め方を左右します。敷地内で車を止められるかを、先に確認しましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
5階建での搬入
5階建の上の階では、資材をどう運ぶかで工事費が変わります。エレベーターの有無や階段の幅を、先に確かめておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地の実績 | 築50年超・5階建のRC造団地を工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築50年超の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | バス便の立地での搬入費や、上の階への運搬費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
大きな団地の工事で避けたいのは、棟や工事車両のルールを確かめないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
西武狭山台ハイツのリフォームでよくある質問
- 西武狭山台ハイツはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 西武狭山台ハイツはどこにありますか?
狭山市中央3丁目にあり、西武新宿線の「狭山市」駅からバスで約7分です。
駅からの徒歩分数は載っている情報に差があるため、バス停の場所は地図で確かめてください。- 配管はどうしたらいいですか?
1975〜76年築で築50年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
西武狭山台ハイツは、1975〜76年築・22棟640戸の団地型マンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、自分の棟の図面、バス便の工事車両、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、自分の棟の図面を持って、団地の工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
