
440戸もある大きな建物だから、工事の資材を運ぶルールがあるのか気になる。
新大阪コーポビアネーズは、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
大阪市淀川区西宮原2丁目にある1974年4月築(築52年)の11階建てで、総戸数は440戸です。分譲主は榮家興業で、大阪メトロ御堂筋線の新大阪駅まで徒歩12〜13分、阪急宝塚線の三国駅まで徒歩11分です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。専有面積は約18〜99㎡と幅が広いので、広さに近い欄を見てください。
この記事では、築52年の新大阪コーポビアネーズについて、建て替えの予定と、待つか売るかの考え方を先にまとめました。直して住み続ける場合の工事の確認点は、そのあとに並べています。
この記事のポイント
- 築52年・440戸の建物は、建て替えの動きを先に調べる
- 建て替えの決議は5分の4以上の賛成が基本(2026年4月の改正)
- 売るなら、直す費用と売れる金額を並べて比べる
- 住み続けるなら、配管の交換も工事に入れて考える
新大阪コーポビアネーズの建て替えの予定は?
新大阪コーポビアネーズについて、公表された建て替えの計画は見当たりませんでした(2026年10月時点)。念のため、最新の状況は管理組合の資料で確認するのが確実です。
耐震診断や耐震改修、大規模修繕について、自治体や管理組合から公表された資料は見当たりませんでした。
440戸が入る建物で、築52年を迎えています。将来の方針は区分所有者の合意で決まるため、早めに状況を知っておきたいところです。
建て替えまでの道のりは?
建て替えの工程は、話し合いから始まって再入居で終わります。決議の後も、完成までには年単位の時間がかかるのが普通です。
管理組合の勉強会で、建て替えと修繕のどちらにするかを話し合います。
総会で区分所有者の多数の賛成を得て、建て替えを決めます。
組合をつくって、今の住戸の権利を新しい住戸へ移す手続きを行います。
仮住まいに移り、完成したら新しい建物に戻ります。
建て替えの自己負担は、建物の規模と敷地の余裕で決まる部分が大きいものです。話が具体化したら、費用の見通しを管理組合に聞いておきましょう。
建て替えのルールが2026年4月に変わりました
建て替えのルールを定めた区分所有法が、2026年4月に改正されました。決議に必要な賛成は5分の4以上が基本で、事情が認められれば4分の3以上に緩み、建物と敷地をまとめて売る方法も同様の多数決で選べるようになりました。
団地の一括建て替えについて。団地全体で建て替える場合も、事情が認められれば要件は4分の3になります。
1974年竣工の新大阪コーポビアネーズは、旧耐震の時期にあたる建物です。改正で緩められた要件に当たるかは、耐震診断の結果しだいです。くわしい内容は、法務省が公開している改正の解説で確かめてください。
今の状況は管理組合で確認
大がかりな修繕や建て替えの動きは、長期修繕計画と総会の議事録で追えます。リノベの工事を決める前に、目を通しておくと安心です。
管理組合に確認すること
新大阪コーポビアネーズはリノベか売却か
工事をして住み続けるのか、売って次の住まいに移るのか迷ったら、直す費用と売れる金額を並べて比べるのが確実です。
| 検討の材料 | 新大阪コーポビアネーズの数字・条件 |
|---|---|
| リノベにかかる額 | 全面リノベなら1,000万〜2,000万円台。築52年を踏まえて配管の交換も入れて考える |
| 戸数・築年 | 440戸・築52年 |
| 築年数と税の条件 | 1974年竣工の旧耐震の建物。買い手の住宅ローン控除には耐震の証明などが関わります(国税庁の案内) |
工事の見積もりと売却の査定をそろえて、住み心地と手元に残るお金を天びんにかけてみましょう。数字がそろえば、迷いはかなり減ります。
旧耐震の建物で買い手が見つかるか心配なときは、築古・旧耐震の物件を買い取るラクウルにも相談できます。
新大阪コーポビアネーズのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
新大阪コーポビアネーズは、榮家興業が分譲した総戸数440戸の大きなマンションです。築52年になるので、傷んだ部分だけ直す工事から、床をはがして配管も更新する全面リノベまで選べます。
工事の範囲別の費用目安
専有面積は約18〜99㎡と幅があり、売り出し例には約40㎡のワンルームもあります。表では広さに近い欄を選び、小さめの住戸はそれより下がると考えてください。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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新大阪コーポビアネーズの基本データ
まず、所在地・築年・規模を見ておきましょう。
| 所在地 | 大阪市淀川区西宮原2丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 大阪メトロ御堂筋線「新大阪」駅 徒歩12〜13分、阪急宝塚線「三国」駅 徒歩11分 |
| 竣工 | 1974年4月(築52年) |
| 構造・階数 | SRC造・地上11階・地下1階 |
| 総戸数 | 440戸 |
| 専有面積 | 約18〜99㎡ |
| 分譲主 | 榮家興業 |
最寄り駅の徒歩分数は、サイトによって書かれている数字が少し違います。ご自分の住戸の正式な情報は、購入時の書類や管理組合で確かめておくと安心です。
新大阪コーポビアネーズはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
SRC造の11階建ては、壁そのものが建物を支えている部分があります。抜ける壁と抜けない壁は、管理組合に図面を見せてもらって判断するのが確実です。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築52年・440戸の建物では、配管の状態・壁の位置・搬入の段取りが工事の中身と費用を左右します。
築52年は配管の交換を前提に工事の範囲を決める
1974年築で築50年を超えているため、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが安心です。床をはがす工事なら、配管の更新を同じ工事にまとめられます。
管理組合・工事会社に確認すること
11階建てSRC造の壁は動かせるかを図面で確かめる
鉄骨鉄筋コンクリート造の11階建てでは、建物を支える壁は取り払えません。間取りを大きく変えたいほど、工事会社を決める前に図面で確かめましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
440戸の大規模マンションは搬入ルートと養生を先に決める
11階建てでは、資材やキッチン・ユニットバスをエレベーターで運ぶのが一般的です。戸数が多いので、使える時間帯や養生のルールで工期や費用が変わります。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 11階建ての大規模マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築50年超の配管は、点検してから交換を提案してもらえますか |
| 見積もりの内訳 | エレベーターの養生費や搬入費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
築50年超・440戸のマンションで避けたいのは、搬入の条件や配管の状態を見ないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
新大阪コーポビアネーズのリフォームでよくある質問
- 新大阪コーポビアネーズはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 壁を取って間取りを変えられますか?
建物を支える構造壁は取り払えません。動かせる壁かどうかは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらうと分かります。
- 工事のルールや時間帯はどこで分かりますか?
工事できる曜日・時間、床の遮音性能、届け出の方法は、管理規約や使用細則で決められているのが一般的です。内容は公開されていないので、管理組合や管理会社に確認しましょう。
- 1982年より前の築だと、住宅ローン控除は受けられますか?
1974年築は、1982年より前に建てられた旧耐震の建物にあたります。住宅ローン控除には耐震に関する条件があり、国税庁の案内で確認できます。購入を考える場合は、条件を満たせるかを事前に確かめましょう。
まとめ
新大阪コーポビアネーズは、1974年4月築・11階建て・440戸のマンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。専有面積は約18〜99㎡と幅があるので、広さに近い欄を目安に見積もりを比べましょう。
配管の状態、壁の位置、搬入の段取り、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、ご自分の住戸の図面を持って、築年の古い大規模マンションの工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
