
大きなマンションだから、管理組合への届け出がどう進むのかも気になる。
番町ハイムは、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
千代田区二番町にある1972年竣工の築54年の建物で、SRC造の地上11階・地下1階建てです。総戸数は340戸で、東京メトロ有楽町線の麹町駅から徒歩1〜2分の場所にあります。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築54年・340戸のこの建物に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築54年なので配管の交換も工事に入れて考える
- 340戸の大規模マンションなので届け出の流れを先に聞く
- SRC造なので抜ける壁と抜けない壁を図面で確かめる
番町ハイムのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
番町ハイムは、住友商事が分譲したSRC造・地上11階地下1階の建物です。駅からほど近い立地なので、工事中の搬入のしかたも見積もりに関わってきます。
工事の範囲別の費用目安
専有面積の広さは住戸によって違います。ご自分の住戸の広さに近い欄を、表で見てください。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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番町ハイムの基本データ
まず、建物の年代・規模・立地を見ておきましょう。
| 所在地 | 千代田区二番町 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 東京メトロ有楽町線「麹町」駅 徒歩1〜2分 |
| 竣工 | 1972年(築54年) |
| 構造・階数 | SRC造・地上11階・地下1階 |
| 総戸数 | 340戸 |
| 分譲主 | 住友商事 |
築年の月はサイトによって「2月」「3月」と分かれますが、1972年竣工で変わりません。ご自分の住戸の図面は、購入時の書類や管理組合で確認しましょう。
番町ハイムはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
SRC造のマンションは、壁の中に鉄筋や鉄骨が入っていることがあります。抜ける壁と抜けない壁は、管理組合に図面を見せてもらって判断するのが確実です。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築54年・340戸の大きなマンションでは、配管・壁・届け出の流れで工事の中身が変わります。
1972年築の配管は交換が前提
住戸の中の給水管・排水管は、交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
340戸の届け出の流れ
戸数の多いマンションは、工事の申請が重なることがあります。受付の時期と書類を、見積もりの前に聞いておくと日程が組みやすくなります。
管理組合・工事会社に確認すること
地上11階・地下1階への搬入と養生
上の階の住戸へ資材を運ぶため、エレベーターや共用廊下の養生が必要になるのが一般的です。ルールは建物ごとに違います。
管理組合・工事会社に確認すること
SRC造の壁と図面
間取りを変えたいときは、構造に関わる壁かどうかが最初の分かれ目です。図面で確かめてから、工事会社に相談しましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 大規模マンションの実績 | 築50年前後・SRC造の大きなマンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築54年の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 養生費や資材の搬入費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
大きな建物の工事で避けたいのは、搬入や養生のルールを確かめないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
番町ハイムのリフォームでよくある質問
- 番町ハイムはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 番町ハイムはどこにありますか?
千代田区二番町にあるマンションで、東京メトロ有楽町線の麹町駅から徒歩1〜2分です。
「番町」を名前に含むマンションは近くに複数あるため、所在地の二番町で見分けてください。- 配管はどうしたらいいですか?
1972年築で築50年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
番町ハイムは、1972年築・340戸のマンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、届け出の流れ、搬入と養生、壁の図面の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、住戸の図面を持って、大きなマンションの工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
