
棟がいくつもあるから、自分の棟の図面を管理組合にもらえるのか気になる。
上板橋サンライトマンションは、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
板橋区上板橋2丁目にある、1972年11月竣工・築54年の14階建てで、東武鉄道が分譲しました。東武東上線の上板橋駅から徒歩5〜6分で、掲載されている棟名にはAH棟があります。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安になります。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築54年・14階建てのこの建物に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。建て替えの予定と、直して住むか売るかを比べる材料も加えました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築54年なので、配管の交換も工事に入れて考える
- 14階建てなので、搬入と養生のルールを確認する
- 棟ごとに戸数や図面が違うので、自分の棟の情報で確かめる
上板橋サンライトマンションのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
上板橋サンライトマンションは、東武鉄道が分譲した14階建ての建物です。住戸の専有面積は50㎡台から100㎡を超えるものまで幅があります。
工事の範囲別の費用目安
専有面積は51㎡台から111㎡台までと幅があるため、60〜69㎡台の部屋は表の60〜69㎡の欄、80㎡台の部屋は80〜89㎡の欄が近い目安になります。50㎡台なら60〜69㎡の欄より少し下がる見当です。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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上板橋サンライトマンションの建て替えの予定は?
上板橋サンライトマンションの建て替えの計画は、自治体・管理組合・事業者の公表資料から確認できませんでした(2026年10月時点)。最新の状況は管理組合の資料で追うのが早道です。
竣工から54年がたった上板橋サンライトマンションです。大きな工事を考える前に、管理組合が建物の将来をどう考えているかを知っておきましょう。
建て替えはどんな流れで進む?
建て替えは、検討の開始から完成まで長い道のりになります。決議から完成までに数年かかることも珍しくありません。
管理組合で建て替えか修繕かを話し合い、専門家に調べてもらいます。
総会の採決で、法律の定める多数の賛成が得られれば決議が成立します。
建替組合を立ち上げ、今の住戸と新しい住戸の権利を整理します。
工事のあいだは仮住まいで暮らし、完成後に新しい住戸へ入ります。
建て替えの費用の分け方は、建物の規模や敷地の条件で大きく変わります。話が出たときは、一人あたりの負担の試算を管理組合に確認しましょう。
法改正で建て替えの条件はどうなった?
2026年4月1日に改正区分所有法が施行され、建て替えの決め方にも手が入りました。原則の基準は今も区分所有者と議決権の5分の4以上で、耐震不足や配管の腐食がある建物には4分の3以上が適用されます。
板橋区にある1972年竣工の上板橋サンライトマンションは、旧耐震の時期の建物です。耐震診断の有無と結果を確かめることが、法改正の要件を考える出発点になります。要件の一覧は、法務省「区分所有法・被災区分所有法の改正について」に載っています。
建て替えの動きは管理組合で確かめる
将来の工事の予定は、総会の資料と長期修繕計画に載るのが一般的です。リノベの発注前に目を通しておきたい資料です。
先に確かめておきたい点
上板橋サンライトマンションはリノベか売却か
住み続けるか手放すかを考えるなら、工事の見積もりと売却の査定を同じ机に並べるところから始めましょう。
| 比べること | 上板橋サンライトマンションで見る点 |
|---|---|
| リノベにかかる額 | 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台。築54年の建物なので配管の交換も入れて考える |
| 立地 | 東武東上線「上板橋」駅 徒歩5〜6分、「東武練馬」駅 徒歩12分 |
| 規模 | サイトによって460戸、AH棟だけで181戸と表記 |
| 築年数と税の条件 | 1972年竣工の旧耐震の建物。買い手の住宅ローン控除には耐震の証明などが関わります(国税庁の案内) |
見積もりと査定の両方を取り寄せて、住み続けた場合と売った場合の手取りを見比べましょう。数字を並べてから決めれば、後悔しにくくなります。
旧耐震の建物で買い手が見つかるか心配なときは、築古物件の買取を扱うラクウルも選べます。
上板橋サンライトマンションの基本データ
まず、建物の年代・棟の構成・住戸の広さを見ておきましょう。
| 所在地 | 板橋区上板橋2丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 東武東上線「上板橋」駅 徒歩5〜6分、「東武練馬」駅 徒歩12分 |
| 竣工 | 1972年11月(築54年) |
| 階数 | 14階建て |
| 総戸数 | サイトによって460戸、AH棟だけで181戸と表記 |
| 分譲主 | 東武鉄道 |
| 住戸の広さ | 約51〜111㎡ |
戸数は「460戸」と「181戸」の両方が見つかります。181戸はAH棟の戸数とみられ、ご自分の棟の情報で確認しましょう。建物名も「東武上板橋サンライトマンション」と書くサイトがあります。
上板橋サンライトマンションはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
高層マンションは、壁の中に鉄筋や鉄骨が入っていることがあります。抜ける壁と抜けない壁は、管理組合に図面を見せてもらって判断するのが確実です。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
1972年築・14階建ての建物では、配管・棟の違い・搬入で工事の中身が変わります。
築54年は配管の交換が前提
住戸の中の給水管・排水管は、交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
AH棟など棟ごとの図面
サイトによって戸数が460戸と181戸に分かれるのは、棟の数え方が違うためとみられます。棟によって図面や設備が違う場合があります。
管理組合・工事会社に確認すること
14階建ての搬入と養生
14階建ての上の階では、資材をエレベーターで何度も運ぶことになります。搬入できる時間帯と養生の範囲を先に決めておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
1972年築の電気容量
築年が古い建物では、住戸に引き込む電気の容量が今の暮らしに足りないことがあります。IHやエアコンを増やす前に確かめておくと安心です。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年前後・14階建ての大規模マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築54年の配管の交換と電気容量の確認は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | エレベーターの養生費や資材の搬入費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
大きな建物の工事で避けたいのは、棟の違いや搬入のルールを確かめないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
上板橋サンライトマンションのリフォームでよくある質問
- 上板橋サンライトマンションはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 戸数が460戸や181戸と書かれているのはなぜですか?
サイトによって数字が違います。181戸はAH棟の戸数とみられ、460戸は建物全体の戸数として載っているようです。ご自分の棟の戸数は、管理組合の資料で確かめましょう。
- 配管はどうしたらいいですか?
1972年築で築50年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
上板橋サンライトマンションは、1972年築・14階建てのマンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、自分の棟の図面、エレベーターの搬入と養生、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、自分の棟の図面を持って、マンションの工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
