
駅前の高層棟で、工事の資材を運ぶ段取りがどうなるのか不安。
結論から言うと、小手指ハイツ(西武小手指ハイツ)は管理規約の範囲で室内をリフォーム・リノベーションできる分譲マンションです。
住戸の中(専有部分)の工事は、管理組合への届け出をすれば可能なのが一般的です。ただし、構造壁など動かせない部分もあります。
費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。
この記事では、小手指ハイツでリフォーム・リノベをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(67〜91㎡)
- 全19棟で竣工年が違う(1977〜1998年)
- 古い棟は配管の交換も工事に入れて考える
- 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
小手指ハイツのリフォーム・リノベ費用の目安
自分の住戸の内側(専有部分)は、管理規約の範囲で自由に工事できます。
小手指ハイツは67〜91㎡の2LDK〜4LDKで、広さに余裕がある分、間取りを変える全面リノベの相談が多くなる広さです。全面リノベは1,000万〜2,000万円台が目安です。
工事の範囲別の費用目安
この団地の住戸は67〜91㎡(2LDK〜4LDK)なので、その広さに近い目安を並べます。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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小手指ハイツの基本データ
19棟が少しずつ違う年に建った大きなマンションなので、棟ごとの違いを含めて基本を押さえておきましょう。
| 所在地 | 所沢市小手指町2丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 西武池袋・豊島線「小手指」駅 徒歩1〜3分(棟により異なる) |
| 竣工 | 1977年8月〜1998年2月(棟により異なる) |
| 構造・階数 | SRC造(一部RC造)・5〜14階建て(棟により異なる) |
| 総戸数 | 1,736戸(全19棟) |
| 分譲主・施工 | 西武不動産・西武建設 |
| 住戸の広さ | 67〜91㎡(2LDK〜4LDK) |
駅前にはツインタワーの棟もあります。棟ごとに築年・階数が違うため、自分が住む棟の竣工年は管理事務所で確認しましょう。
小手指ハイツはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的です。交換したいときは管理組合に相談しましょう。
鉄筋コンクリート系のマンションは、住戸の中にも建物を支える壁があります。図面で動かせる壁を確認してから間取りを考えましょう。
工事の前に確認すること
19棟が何十年にわたって建った団地では、自分の棟の築年で工事の中身が変わります。
自分の棟の築年を最初に確認する
1977年竣工の棟から1998年竣工の棟まで、20年以上かけて建てられたため、棟によって築年が違います。階数も5〜14階建てと幅があります。
管理組合・工事会社に確認すること
管理組合への届け出と工事のルール
工事は着工前に管理組合へ届け出るのが一般的です。工事の曜日・時間や遮音性能は、管理規約で確認しましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
古い棟は配管を交換する前提で考える
1977年竣工の棟のように築45年を超える場合は、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。
管理組合・工事会社に確認すること
駅前の高層棟は搬入の段取りを確認する
駅徒歩1分の棟は駅前の立地で、高層の棟は資材をエレベーターで運びます。搬入ルートと養生の費用が分かれ目です。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築40年以上の大規模マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類は作ってもらえますか |
| 配管の扱い | 配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 搬入費や養生費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
大規模マンションの工事でいちばん避けたいのは、着工してから「規約で認められない」と分かることです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
小手指ハイツのリフォームでよくある質問
- 小手指ハイツでリフォームするのに管理組合の許可はいりますか?
分譲マンションでは、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。
手続きの流れは管理事務所か工事会社に確認しましょう。- 「小手指ハイツ」と「西武小手指ハイツ」は同じですか?
この記事では、所沢市小手指町2丁目の西武不動産が分譲したマンションを指します。
同じ小手指にある「メゾン小手指」「サンヒルズ小手指」などは別の物件です。- 棟によって違いますか?
違います。全19棟で、竣工は1977年から1998年まで、階数も5〜14階建てと幅があります。
自分の棟の概要は管理事務所で確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前に竣工した棟(1977年竣工の棟など)は、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。
自分の棟の竣工年を調べてから、契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
小手指ハイツは、管理規約の範囲で室内を作り直せる、棟ごとに築年が違う駅前の大規模マンションです。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。
自分の棟の築年、管理組合への届け出、配管、搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
小手指ハイツのリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。
