車返団地はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

車返団地のリノベーションのイメージ画像
築50年を過ぎたから、お風呂まわりの配管をそろそろ替えたい。

5階に住んでいるので、荷物を上げる工事は大変になりそうで心配。

車返団地は、管理規約の範囲で室内を作り直せる団地です。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。

1975年10月に竣工した築51年の建物で、府中市押立町2丁目にあります。団地全体では650戸、建物はRC造5階建てで、敷地は約58,545㎡と広めです。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安になります。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。

この記事では、築50年を超える5階建ての団地に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
  • 築51年なので配管の交換も工事に入れて考える
  • 全体650戸・5階建てなので棟と階を確かめる
  • 日勤の管理員がいるので窓口を早めに聞く

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目次

車返団地のリフォーム・リノベ費用の目安

分譲の団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。

車返団地は、京王線の「武蔵野台」駅から徒歩8分の場所にあります。「飛田給」駅(徒歩13分)も使える、RC造・5階建ての団地です。

工事の範囲別の費用目安

掲載されている住戸には51.78㎡の3DKがあり、表の60〜69㎡の欄よりも広さが小さい分、費用は下がる見当です。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。

同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。

別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。

資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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車返団地の基本データ

まず、建物の年代・棟の構成・敷地の広さを見ておきましょう。

所在地府中市押立町2丁目
最寄り駅京王線「武蔵野台」駅 徒歩8分、「飛田給」駅 徒歩13分
竣工1975年10月(築51年)
構造・階数RC造・5階建て
総戸数団地全体で650戸
分譲主日本住宅公団
管理一部委託・管理員は日勤
敷地面積約58,545㎡
住戸の広さ51.78㎡の3DKの例がある

売出し情報では「1〜14号棟」の住戸が60戸と書かれ、団地全体は650戸です。サイトによって戸数が違って見えるのは、棟ごとと団地全体の戸数を分けて載せているためです。

車返団地はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

RC造で低層の団地は、壁そのものが建物を支えている場合があります。抜ける壁と抜けない壁は、図面を見せてもらって判断するのが確実です。

窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。

工事の前に確認すること

築51年で、650戸が5階建ての棟に分かれる団地では、配管・階数・管理員の窓口で工事の中身が変わります。

築51年の配管と水回りの交換

1975年築で築50年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。床や壁を開けるときに、まとめて新しくできます。

管理組合・工事会社に確認すること

どこまでが自分の工事かを管理組合に聞く(共用の縦管との境目)
見積もりに給水管・排水管の交換が入っているか確かめる
床や壁を開ける工事の届け出が必要かを聞く

5階建ての階段まわりの搬入

5階建ての棟では、資材を階段で運ぶのかを先に確かめておくと、搬入の人件費で見積もりがずれにくくなります。最上階の5階は、特に運ぶ距離が長くなります。

管理組合・工事会社に確認すること

自分の棟と階を工事会社に伝えて、搬入の方法を聞く
階段の養生の範囲と費用を見積もりで確かめる
廃材をどこに置くかを管理組合に聞く

650戸の敷地で棟ごとの図面を探す

敷地が約58,545㎡と広く、棟の数も多いので、自分の棟の図面を手元に用意することが最初の一歩です。棟の呼び名はサイトごとに違う場合があります。

管理組合・工事会社に確認すること

自分の棟の正式な呼び名を管理組合に確認する
抜ける壁と抜けない壁を図面で確認してもらう

日勤の管理員に聞ける届け出の手順

この団地は、管理会社に一部を委託し、管理員が日勤で勤務しています。届け出や相談の入口は、管理員と管理組合になります。

管理組合・工事会社に確認すること

届け出の書類と受付の時期を管理員に聞く
工事ができる曜日と時間帯を確かめる

団地・マンションの工事に強い会社の選び方

同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。

確認すること聞き方の例
団地・マンションの実績築50年前後の5階建ての団地を工事したことはありますか
管理組合への届け出届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか
配管・設備の扱い築50年の配管の交換は見積もりに入っていますか
見積もりの内訳階段の養生費や資材の搬入費は別ですか

この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。

自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

団地の工事で避けたいのは、階数ごとの搬入の手間を確かめないまま見積もりを出してもらうことです。

リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。

会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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車返団地のリフォームでよくある質問

車返団地はリフォームやリノベーションができますか?

専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。

窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。

車返団地はどこにありますか?

府中市押立町2丁目にあり、京王線の「武蔵野台」駅から徒歩8分です。

団地全体は650戸で、売出し情報では「1〜14号棟」などの棟の名前で載っています。

配管はどうしたらいいですか?

1975年築で築40年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。

共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

車返団地は、1975年築・全体650戸の団地で、管理規約の範囲で室内を作り直せます。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。

築50年の配管の交換、5階建ての搬入、自分の棟の図面、管理員への届け出の相談の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

迷ったときは、自分の棟の図面を持って、団地の工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。

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