
12階建のうえ、目黒駅から近い場所だから、工事の段取りが気になる。
目黒台マンションは、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出をして進めます。
1968年10月に竣工した築58年の建物で、目黒区目黒1丁目に建つ12階建・118戸です。分譲したのは長銀不動産で、地下1階があるとするサイトもあります。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築58年・12階建のこの建物に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことをまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築58年なので配管の交換も工事に入れて考える
- 12階建なので上の階への搬入と養生を確認する
- 同名に近い別棟があるので、所在で区別する
目黒台マンションのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
目黒台マンションは、長銀不動産が分譲したRC造の建物です。JR山手線などの「目黒」駅から徒歩7分と、駅に近い場所にあります。
工事の範囲別の費用目安
この建物の専有面積は、サイトに載っている情報だけでは分かりません。ご自分の部屋の広さに近い欄(60〜69㎡や80〜89㎡など)を、費用の目安として見てください。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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目黒台マンションの基本データ
まず、建物の年代・階数・戸数・立地を見ておきましょう。
| 所在地 | 目黒区目黒1丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR山手線ほか「目黒」駅 徒歩7分 |
| 竣工 | 1968年10月(築58年) |
| 構造・階数 | RC造・12階建(地下1階とするサイトもあり) |
| 総戸数 | 118戸 |
| 分譲主 | 長銀不動産 |
名前が似た「目黒台スカイマンション」は、別の場所にある別の建物です。所在と築年で見分けましょう。
目黒台マンションはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
1960年代のRC造の建物は、壁や梁が建物を支える構造になっていることがあります。抜ける壁と抜けない壁は、管理組合に図面を見せてもらって判断するのが確実です。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的です。交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築58年・12階建で目黒駅に近いこの建物では、配管・搬入・棟の見分けで工事の中身が変わります。
築58年は配管の交換が前提
築50年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
12階建の上の階への搬入
12階建なので、高い階ほど資材の運び込みに手間がかかります。工事中は共用部の養生も必要です。
管理組合・工事会社に確認すること
目黒駅徒歩7分の街中での工事
駅から近い街なかの建物では、工事車両の停め方や音への配慮が大切です。
管理組合・工事会社に確認すること
1968年築の建物で見ておく耐震の資料
1982年より前に建てられた建物なので、耐震診断や改修の履歴が残っているかを知っておくと、工事の相談がしやすくなります。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年超・12階建のRC造マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築58年の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 高い階への搬入費や共用部の養生費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
築年の古い建物の工事で避けたいのは、配管や搬入の条件を確かめないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
目黒台マンションのリフォームでよくある質問
- 目黒台マンションはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 「目黒台スカイマンション」と同じ物件ですか?
いいえ、別の物件です。目黒台マンションは目黒1丁目にあり、目黒台スカイマンションは三田2丁目にあります。名前が似ているので、所在と築年で区別しましょう。
- 配管はどうしたらいいですか?
1968年築で築40年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
目黒台マンションは、1968年築・12階建118戸のマンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、上の階への搬入と養生、耐震の資料、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、自分の部屋の図面を持って、マンションの工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
