
壁を抜いて広くしたいけど、団地だとどこまで許されるのかな。
習志野台団地12街区は、管理規約の範囲で室内を作り直せる団地です。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
1969年11月に竣工した築57年の建物で、5階建・320戸です。日本住宅公団が分譲し、船橋市習志野台3丁目の北習志野駅から徒歩4〜6分の場所にあります。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。水まわりと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築50年を超えた5階建の団地に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。建て替えの予定と、直して住むか売るかを比べる材料もまとめています。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築57年なので配管の交換も工事に入れて考える
- 5階建の団地なので壁の構造と搬入の確認が要る
- 12街区の320戸なので自分の棟の情報で確認する
習志野台団地12街区のリフォーム・リノベ費用の目安
分譲の団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
習志野台団地12街区は、日本住宅公団が分譲した鉄筋コンクリート造の5階建です。北習志野駅から徒歩4〜6分と、駅に近い団地です。
工事の範囲別の費用目安
専有面積は住戸のタイプによって違います。お持ちの部屋の広さに近い欄(60〜69㎡か80〜89㎡)を目安にしてください。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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習志野台団地12街区の建て替えの予定は?
習志野台団地12街区について、公表された建て替えの計画は見当たりませんでした(2026年10月時点)。ただ、築年数を考えると、今後の予定は総会の資料で確認しておくと安心です。
習志野台団地12街区は1969年の竣工で、築57年を迎えました。将来の方針は区分所有者の合意で決まるため、早めに状況を知っておきたいところです。
同じ習志野台の別の団地では、習志野台三街区住宅団地が建て替えで2025年2月に竣工し、全488戸の「リビオシティ船橋北習志野」になったと、日鉄興和不動産の発表(2025年7月3日)にあります。団地ごとに事情が違うので、ご自分の団地の予定は管理組合の資料で確認しましょう。
建て替えが決まったら、どう進む?
建て替えの話は、管理組合での勉強会や検討から始まり、決議、組合づくり、工事と進むのが一般的です。住み替えを伴うため、家族の予定も長い目で考える必要があります。
専門家の調査をもとに、建て替えと修繕のどちらが合うかを管理組合で検討します。
総会の採決で、法律の定める多数の賛成が得られれば決議が成立します。
建て替えを進める組合ができ、今の住戸と新しい住戸の権利が整理されます。
仮住まいに移り、完成したら新しい建物に戻ります。
敷地に余裕があると、増やした住戸の売却代金が費用の一部に充てられるのが一般的です。自分の負担がいくらになるかは、試算が出てから判断するのが安全です。
区分所有法が改正されました
2026年4月1日から、改正された区分所有法が施行されています。建て替えの決議には今も原則として区分所有者と議決権の5分の4以上の賛成が必要で、一定の事情がある建物では4分の3以上に下がり、一括売却や一棟リノベーションも同じ多数決で決められるようになりました。
団地の一括建て替えについて。団地全体で建て替える場合も、事情が認められれば要件は4分の3になります。
築57年の習志野台団地12街区は、旧耐震基準の世代にあたります。耐震診断を受けたかが気になるところです。要件の一覧は、法務省の改正の案内ページで確認できます。
総会資料で今の動きを確かめる
管理組合が何を検討しているかは、議事録と長期修繕計画を読めばおおよそ分かります。リノベの発注前に目を通しておきたい資料です。
管理組合への確認リスト
習志野台団地12街区はリノベか売却か
直して住み続けるか、売って住み替えるかを決めるには、リノベの見積もりと売却の査定を並べて決めるのが確実です。
| 検討の材料 | 習志野台団地12街区の数字・条件 |
|---|---|
| リノベの費用 | 全面リノベは1,000万〜2,000万円台が目安。築57年なので配管の交換も入れて考える |
| 駅からの距離 | 北習志野駅 徒歩4〜6分 |
| 規模 | 320戸(12街区)・鉄筋コンクリート造・5階建 |
| 築年 | 1982年より前の竣工なので、買い手が住宅ローン控除を使うには耐震面の証明がいります(国税庁の案内) |
リノベの見積もりと査定額を並べて、工事の費用と売却の金額を見比べてみましょう。納得してから動いても遅くありません。
買い手が見つかりにくい旧耐震の建物は、買取という選択肢もあります。買取に対応するラクウルに聞いてみる方法もあります。
習志野台団地12街区の基本データ
まず、建物の年代・構造・戸数を見ておきましょう。
| 所在地 | 船橋市習志野台3丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 北習志野駅 徒歩4〜6分 |
| 竣工 | 1969年11月(築57年) |
| 構造・階数 | 鉄筋コンクリート造・5階建 |
| 総戸数 | 320戸(12街区) |
| 分譲主 | 日本住宅公団 |
320戸は12街区だけの数字です。ご自分の棟が12街区かを、管理組合や購入時の書類で確認しましょう。
習志野台団地12街区はどこまでリノベできる?できない工事
分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
築年の古い団地は、壁が建物を支えていることが多いので、抜ける壁と抜けない壁は図面で確かめるのが確実です。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築57年・5階建の団地では、配管・壁・搬入・棟の違いで工事の中身が変わります。
築57年は配管の交換が前提
住戸の中の給水管・排水管は、交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
1969年竣工の壁は図面で見分ける
間取りを広げたいときは、壁の中身が決め手になります。築57年の団地では、どの壁が建物を支えているかを先に調べましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
5階建の上階への資材の運び方
階数が上がるほど、資材や廃材の運び出しに手間がかかります。搬入の方法と費用は、見積もりの前に確かめておきたい点です。
管理組合・工事会社に確認すること
320戸の12街区で自分の棟を特定
この記事の戸数や築年は、習志野台団地の12街区の情報です。街区や棟で図面や設備が違うこともあるので、ご自分の棟に合わせて確かめましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年前後の5階建の団地を工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築57年の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 上の階への搬入費や廃材の運搬費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
古い団地の工事で避けたいのは、壁の構造や搬入の条件を確かめないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
習志野台団地12街区のリフォームでよくある質問
- 習志野台団地12街区はリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 習志野台団地のほかの街区と同じ築年ですか?
この記事は、12街区(1969年11月竣工・320戸)の情報です。
街区や棟で築年・戸数・階数が違う場合があるので、ご自分の棟の情報は管理組合や購入時の書類で確認しましょう。- 配管はどうしたらいいですか?
1969年築で築40年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
習志野台団地12街区は、1969年築・5階建・320戸の団地で、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、壁の構造、上階への搬入、自分の棟の確認の4つは、工事会社を決める前に確かめておきましょう。
迷ったときは、自分の棟の図面を持って、団地の工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
