
間取りも古いままだから、壁を抜いて広くできるのか気になっている。
サンコーポ勝田台は、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
八千代市勝田台1丁目にある1972年11月竣工の築54年の建物です。鉄骨鉄筋コンクリート造の地上10階・地下1階で、407戸が入っています。分譲したのは京成電鉄です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安になります。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築50年を超えたこの建物に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築54年なので配管の交換も工事に入れて考える
- SRC造・10階建てなので抜ける壁は図面で確認する
- 407戸なので管理組合の届け出の流れを先に聞く
サンコーポ勝田台のリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
サンコーポ勝田台は、京成電鉄が分譲したSRC造・地上10階・地下1階の建物です。竣工は1972年で、住戸の中の設備や配管は更新の時期を迎えています。
工事の範囲別の費用目安
住戸の広さは間取りによって違います。表の中から、ご自分の専有面積に近い欄を見てください。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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サンコーポ勝田台の基本データ
まず、建物の年代・構造・戸数を見ておきましょう。
| 所在地 | 八千代市勝田台1丁目 |
|---|---|
| 竣工 | 1972年11月(築54年) |
| 構造・階数 | 鉄骨鉄筋コンクリート造・地上10階・地下1階 |
| 総戸数 | 407戸 |
| 分譲主 | 京成電鉄 |
| 施工 | 戸田建設 |
「サンコーポ」という名前のマンションは各地にあります。八千代市勝田台1丁目にあるかどうかで、ご自分の建物かを確かめましょう。
サンコーポ勝田台はどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
SRC造の建物は、壁の中に鉄筋や鉄骨が入っていることがあります。抜ける壁と抜けない壁は、管理組合に図面を見せてもらって判断するのが確実です。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築50年を超えたSRC造のマンションでは、配管・壁・届け出で工事の中身が変わります。
築54年は配管の交換が前提
住戸の中の給水管・排水管は、交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
1972年築のSRC造で抜ける壁を調べる
古い時代の間取りは、壁で細かく区切られていることがあります。抜ける壁と抜けない壁を知ることが、間取り変更の第一歩です。
管理組合・工事会社に確認すること
地下1階・10階建ての搬入と養生
地上10階・地下1階の建物では、階が上がるほど搬入に手間がかかります。エレベーターの使い方は工事会社と一緒に確かめましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
407戸の管理組合への届け出
戸数の多い建物は、工事の届け出の流れが決まっていることがほとんどです。見積もりを取る前に、申請の手順と期間を聞いておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年台・10階建てのSRC造マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築54年の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | エレベーターの養生費や資材の搬入費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
築年の古い建物の工事で避けたいのは、配管や壁の中を見ないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
サンコーポ勝田台のリフォームでよくある質問
- サンコーポ勝田台はリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 同じ名前の別のサンコーポと同じ建物ですか?
「サンコーポ」は各地にある名前です。この記事の建物は八千代市勝田台1丁目の1972年築・407戸で、別の地域のサンコーポとは建物も場所も違います。
- 配管はどうしたらいいですか?
1972年築で築50年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
サンコーポ勝田台は、1972年築・407戸のSRC造マンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、抜ける壁の確認、搬入と養生、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、住戸の図面を持って、築年の古いマンションに慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
