
駅から少し距離があるけど、工事の人は通いやすいのかな。
結論から言うと、高幡台団地は管理組合への届け出を前提に、室内を作り直せる1970年築の分譲団地です。
住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能というのが分譲マンションの一般的なルールです。ただし、構造壁など動かせない部分もあります。
費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。
この記事では、高幡台団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(広さで変わる)
- 築56年なので配管の交換を前提に考える
- 5階建ての団地は構造壁を図面で確認する
- 旧耐震の築年なので耐震の確認を忘れない
高幡台団地のリフォーム・リノベ費用の目安
団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。
高幡台団地は2LDK・3DK・3LDKの間取りがある5階建ての団地で、管理は委託・日勤の管理員体制です。全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台です。
工事の範囲別の費用目安
広さによって費用は変わります。60〜69㎡と80〜89㎡の目安を並べます。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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高幡台団地の基本データ
高幡台団地は1970年竣工の古い分譲団地です。工事の計画は築年と構造で決まるので、先に基本を押さえておきましょう。
| 所在地 | 日野市程久保 |
|---|---|
| 最寄り | 多摩モノレール「程久保」駅 徒歩10分、京王動物園線「多摩動物公園」駅 徒歩15分 |
| 竣工 | 1970年7月 |
| 構造・階数 | RC造・5階建て |
| 総戸数 | 520戸 |
| 分譲主 | 日本住宅公団 |
| 間取り | 2LDK・3DK・3LDK |
管理の欄は、売りに出ている住戸の情報をもとにしています。
高幡台団地はどこまでリノベできる?できない工事
分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
高幡台団地はRC造の5階建てです。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。
工事の前に確認すること
1970年築の団地の工事は、部屋の見た目より築年と構造で、できることと費用が変わります。
築56年の配管は交換する前提で
築50年を大きく超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。
管理組合・工事会社に確認すること
間取り変更は構造壁を確認してから
RC造の5階建ては、建物を支える壁(構造壁)が住戸の中にもある造りが多く、その壁は取り払えません。
管理組合・工事会社に確認すること
管理組合への届け出と工事のルール
着工前の届け出や、工事できる曜日・時間、フローリングの遮音の決まりは管理組合に確認しましょう。管理は日本総合住生活への委託と紹介されています。
管理組合・工事会社に確認すること
駅から距離がある立地の通い方
最寄りのモノレール程久保駅まで徒歩10分ほどです。坂のある立地かどうかは現地で確かめたい点です。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年以上の団地を工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類は作ってもらえますか |
| 配管の扱い | 配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 搬入費や養生費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「規約で認められない」と分かることです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
高幡台団地のリフォームでよくある質問
- 工事に管理組合の許可はいりますか?
集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。
手続きの流れは管理事務所か工事会社に確認しましょう。- 壁を取って間取りを変えられますか?
建物を支える構造壁は取り払えません。動かせる壁かどうかは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらうと分かります。
- 管理は誰が行っていますか?
売り出し情報では、管理は日本総合住生活への委託で、管理員は日勤とされています。最新の体制は管理事務所で確認しましょう。
- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
高幡台団地は、管理組合への届け出を前提に室内を作り直せる、1970年築の5階建ての分譲団地です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。
配管、構造壁、管理組合の届け出、耐震の確認の4つは、工事会社を決める前に済ませておきましょう。
高幡台団地のリフォームで迷ったら、団地に強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。
