
14階建てだと、工事の資材を運ぶのも大変そうで不安。
結論から言うと、多摩川芙蓉ハイツは管理規約の範囲で室内をリノベーションできる高層マンションです。
住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、14階建ての建物を支える壁は動かせません。
費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。
この記事では、多摩川芙蓉ハイツでリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(61.16〜105.19㎡)
- 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
- 築43年なので配管の交換も工事に入れて考える
- 1〜4号棟で図面を確認する
多摩川芙蓉ハイツのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲のマンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。
多摩川芙蓉ハイツは、昭興が分譲した398戸・14階建てのマンションで、多摩川に隣接し、敷地は約15,572㎡です。全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台です。
工事の範囲別の費用目安
この物件は専有面積が61.16〜105.19㎡と幅があるため、住戸の広さに近い目安を選んでください。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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多摩川芙蓉ハイツの基本データ
先に、建物の年代・構造・棟の構成を押さえておきましょう。
| 所在地 | 大田区多摩川2丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 東急多摩川線「矢口渡」駅 徒歩12分 |
| 竣工 | 1983年6月 |
| 構造・階数 | SRC造・14階建て・4棟(1〜4号棟)と管理棟 |
| 総戸数 | 398戸 |
| 分譲主 | 昭興 |
| 住戸の広さ | 61.16〜105.19㎡(2LDK+S〜4LDK) |
基本データは、不動産ポータルに載っている分譲時のパンフレット情報をもとにしています。
多摩川芙蓉ハイツはどこまでリノベできる?できない工事
分譲のマンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
多摩川芙蓉ハイツは鉄骨鉄筋コンクリート造の14階建てです。住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。
工事の前に確認すること
1983年築の14階建ては、築年と建物の高さで、工事の進め方と費用が変わります。
広さの幅が大きいので面積で見積もる
専有面積は61.16㎡から105.19㎡まで、2LDK+Sから4LDKまで幅があります。
管理組合・工事会社に確認すること
築43年は配管を交換する前提で
竣工から40年以上たっているため、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。
管理組合・工事会社に確認すること
多摩川沿いの開放感を活かす
多摩川に隣接しているので、窓まわりの開放感を活かした間取りを考える人が多い立地です。
管理組合・工事会社に確認すること
14階建ては搬入の手順を確認
高層の建物では、資材をエレベーターで運ぶ場面が増えます。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築43年前後の高層マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類は作ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 搬入費や養生費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
高層マンションの工事でいちばん避けたいのは、窓や搬入などの共用部分のルールを知らずに計画を進めることです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
多摩川芙蓉ハイツのリフォームでよくある質問
- 多摩川芙蓉ハイツはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 配管はどうしたらいいですか?
1983年築で築40年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
- 壁を取って間取りを変えられますか?
建物を支える構造壁は取り払えません。動かせる壁かどうかは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらうと分かります。
- 窓サッシを交換できますか?
窓サッシは共用部分として管理組合が管理するのが一般的です。交換したいときは、管理組合に相談しましょう。
まとめ
多摩川芙蓉ハイツは、多摩川に隣接する1983年築・398戸の14階建てマンションです。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。
管理組合への届け出、配管、構造壁、搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
多摩川芙蓉ハイツのリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べましょう。
