麻生台団地はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

麻生台団地のリノベ・リフォーム
50㎡くらいの部屋で犬と暮らしているから、すべりにくい床にして全体をリノベしたいな。

どこまでできるのか、費用もどのくらいなのか、よくわからない。

結論から言うと、麻生台団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、1970年築の公団の団地なので、構造壁など動かせない部分や、交換が必要な古い配管があります。

費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、麻生台団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(50㎡前後なら下の方)
  • 43棟・947戸の公団の分譲団地
  • ペットは細則つきで飼育可なので床材選びに関わる
  • 築55年を超えるので配管の交換も工事に入れて考える

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目次

麻生台団地のリフォーム・リノベ費用の目安

麻生台団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。

工事の範囲別の費用目安

この団地の住戸は48〜51㎡前後が多いため、その広さに近い目安を並べました。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

60㎡より小さい住戸は、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。

上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

麻生台団地の住戸は48〜51㎡前後と小さめです。60㎡より小さいので、全面リノベでも1,000万〜2,000万円台の下の方から考えられることが多いです。

1970年築で築55年を超えているため、給水管・排水管の交換は外せない工事と考えましょう。そのぶん、表の金額より上がることもあります。

ペットは細則つきで飼えるので、すべりにくい床材を選ぶ人もいます。その場合も遮音の決まりを満たすかで床材の値段が変わるので、管理組合の決まりを見積もり前に確かめましょう。

5階建てと7階建ての棟があり、エレベーターの有無は確認できていません。階段で運ぶ棟なら運搬費が上がるので、住む号棟を伝えておきましょう。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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麻生台団地の基本データ

所在地川崎市麻生区下麻生1丁目
最寄り駅「柿生」駅 徒歩約15〜18分
竣工1970年11月
構造・階数鉄筋コンクリート造 5階建てと7階建て(号棟により異なる)
棟数・戸数43棟・947戸
分譲日本住宅公団(現在のUR都市機構)
管理日本総合住生活に一部委託(管理員は日勤)
間取りの例48.54㎡、51.31㎡
管理費・修繕積立金の例51.31㎡で月5,000円・月10,000円(2026年10月時点の売出し情報)
ペット飼育可(細則あり)

棟数・戸数は川崎市の資料、管理・費用・ペットの欄は売りに出ている住戸の情報をもとにしています。

麻生台団地はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談します。

麻生台団地は5階建てと7階建ての棟がある公団の団地です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。

工事の前に確認すること

1970年築の麻生台団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。

管理組合への届け出と工事のルール

集合住宅の工事では、一般的に着工前に管理組合への届け出が必要です。遮音の決まりや配管の扱いを定めた規約は公開されていないので、管理組合に確認してから工事の内容を決めましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

遮音の決まりと配管の扱いが規約でどうなっているかを聞く
届け出の書類づくりを工事会社が代わりに進めてくれるか聞く
手続きの流れを管理組合か工事会社に聞いて確認しておく

配管は交換する前提で考える

築55年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難でしょう。床をはがす全面リノベなら、配管の交換を同じ工事にまとめると、あとから床を壊さずに済みます。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりに給水管・排水管の交換が入っているかを確かめておく
床をはがす工事と配管の交換を同じ工事で進められるか聞いておく

間取り変更は構造の壁を確認してから

公団の団地は建物を支える壁(構造壁)が住戸の中にもある造りが多く、その壁は取り払えません。50㎡前後の住戸を広く使いたいなら、図面で動かせる壁を先に確かめましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

動かせる壁と取り払えない構造壁を図面で見分けてもらう
図面と住戸をリノベ会社に見てもらってから間取りを考える

ペットの細則と床材

売出し情報ではペット飼育可(規約による制限・細則あり)とされています。すべりにくい床やペット用の建具にするときも、床の遮音の決まりを満たすかを管理組合に確認しましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

ペットの細則の中身(飼える種類や大きさ)を管理組合に確認する
床の遮音の決まりを満たす床材かを見積もり前に確かめる

5階建てと7階建てで搬入が違う

8号棟・22号棟などは7階建てで、ほかに5階建ての棟もあります。エレベーターの有無は確認できていないので、住む棟で確かめましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

エレベーターの有無を管理組合か現地で確かめて記録しておく
見積もりに搬入・運搬の費用がどのように入っているか確認する

団地の工事に強い会社の選び方

確認すること聞き方の例
古い団地の工事の実績築50年を超える公団の団地で配管ごと工事をしたことはありますか
管理組合への届け出麻生台団地の管理組合に出す届け出の書類は作ってもらえますか
ペット向けの床材ペット向けの床材で、遮音の決まりに合うものを選んでもらえますか
7階建ての棟の搬入7階建ての棟と5階建ての棟で、搬入の費用は変わりますか

この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、麻生台団地の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

麻生台団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「選んだ床材が遮音の決まりに合わなかった」「配管が古く交換の範囲が広がった」と分かることです。

住戸を見てもらってから見積もりを出してもらうと、床材と配管の費用を前もって確かめられます。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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麻生台団地のリフォームでよくある質問

ペットは飼えますか?

売出し情報では飼育可(細則あり)とされています。

飼える種類や大きさは、細則を管理組合に確認しましょう。

エレベーターはありますか?

確認できていません。5階建てと7階建ての棟があるので、住む棟で確かめましょう。

階段での搬入になる場合は、見積もりの搬入費を確認しましょう。

壁を取って間取りを変えられますか?

建物を支える構造壁は取り払えません。

動かせる壁かどうかは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらうと分かります。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

麻生台団地は、ペットと暮らせる、1970年築の公団の分譲団地です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

管理組合への届け出、配管、構造壁、ペットの細則は、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

麻生台団地のリフォームで迷ったら、団地やマンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

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