田園青葉台住宅はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

田園青葉台住宅のリノベ・リフォーム
築60年近いから全部直したいんだけど、建て替えの話も出ているし、いまリノベしていいのか迷っている。

5階建てだから、壁をどこまで動かせるのかも気になる。

結論から言うと、田園青葉台住宅は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば進められます。ただし、構造壁など動かせない部分があり、築60年近いので配管の状態も確認が必要です。

費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、田園青葉台住宅でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(66㎡前後の3LDKなど)
  • 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
  • 築60年近いので配管の交換も工事に入れて考える
  • 建て替えは検討の話があるとされる段階で、決まったものではない

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目次

田園青葉台住宅のリフォーム・リノベ費用の目安

公団が分譲した田園青葉台住宅でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。

実際に田園青葉台住宅では、キッチン・浴室・洗面・トイレ・給湯器の交換や床・クロスの張り替えを済ませた住戸が売りに出ています(2026年10月時点)。

工事の範囲別の費用目安

この団地の住戸は66㎡前後の3LDKが多いため、その広さに近い目安を並べました。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

売出しの例は66㎡前後の3LDKなので、表では60〜69㎡の欄に近い広さです。

築60年近いため、床をはがすなら給水管・排水管の交換を入れる前提で見積もりを取りましょう。その工事のぶん、表の金額より上がることがあります。

内装と水まわりだけなら抑えられるでしょう。実際に16号棟では、キッチン・浴室・洗面・トイレ・給湯器の交換と床・クロスの張り替えを済ませた住戸が売りに出ています。

建て替えの検討の話があるとされるので、どこまでお金をかけるかは管理組合に状況を聞いてから決めると安心です。エレベーターも確認できていないため、5階建ての上の階なら搬入費も見積もりで確かめましょう。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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田園青葉台住宅の基本データ

所在地横浜市青葉区青葉台1丁目
最寄り駅東急田園都市線「青葉台」駅 徒歩約3〜6分
竣工1967年4月
構造・階数鉄筋コンクリート造 5階建て(16号棟は4階建て)
戸数436戸
分譲日本住宅公団(現在のUR都市機構)
管理管理会社に一部委託・管理員は日勤(16号棟)
間取りの例3LDK 66.68㎡(16号棟)
管理費・修繕積立金の例16号棟 66.68㎡で管理費等月5,000円・修繕積立金月14,200円(2026年10月時点の売出し情報)

戸数・竣工・分譲は不動産会社の物件資料、管理・費用の欄は2026年10月の売出し情報をもとにしています。

田園青葉台住宅はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談します。

田園青葉台住宅は1967年に建てられた5階建て中心の公団の団地です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。

工事の前に確認すること

1967年築の団地の工事は、建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。

管理組合への届け出と工事のルール

集合住宅の工事は、着工前に管理組合への届け出が必要になるのが一般的です。遮音性能や工事できる曜日・時間の決まりは公開されていません。

管理組合・工事会社に確認すること

管理規約の遮音性能・配管の扱い・工事の曜日と時間を聞く
届け出の書類を工事会社が代わりに進めてくれるか、見積もりの段階で聞く

配管は交換する前提で考える

築60年近いので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。床をはがす全面リノベなら、同じ工事にまとめられます。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりの配管工事に給水管・排水管の交換が入っているか確かめる
床をはがす工事に配管の交換をまとめられるか聞く

間取り変更は構造の壁を確認してから

5階建ての公団の団地は、住戸の中にも構造壁がある造りが多く、その壁は取り払えません。

管理組合・工事会社に確認すること

図面で動かせる壁と動かせない壁を、管理組合に見せてもらう
工事会社にも図面を見てもらい、広いリビングにできるか聞く

建て替えの話は管理組合で確かめる

田園青葉台住宅は、建て替えの検討の話があるとされていますが、公的な資料は見つかっておらず、決議も確認できていません。

管理組合・工事会社に確認すること

検討の状況を管理組合に聞く
どこまでお金をかけるかは、状況を聞いてから決める

駅前の再開発の「青葉台市街地住宅」とは別

2025年に横浜市・東急・URが結んだ青葉台駅周辺のまちづくりの協定は、青葉台プラーザビルと「青葉台市街地住宅」が対象です。田園青葉台住宅の名前は資料にありません。

管理組合・工事会社に確認すること

ニュースや資料は建物の名前で見分ける
協定の資料に田園青葉台住宅が入っていないことを確かめる

団地の工事に強い会社の選び方

確認すること聞き方の例
公団の団地の工事の実績築50年以上の公団の団地で全面リノベをしたことはありますか
管理組合への届け出田園青葉台住宅の管理組合への届け出書類は作ってもらえますか
工事の範囲の分け方全面リノベと、水まわりと内装だけの工事の両方で見積もってもらえますか
床下の配管築60年近い住戸の給水管・排水管を替える費用は、見積もりのどこに入っていますか

この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、田園青葉台住宅の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

田園青葉台住宅の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「床下の配管が思ったより傷んでいた」「動かすつもりの壁が建物を支える壁だった」と分かることです。

住戸を見てもらってから見積もりを出してもらうと、築60年近い建物で出やすい追加工事を前もって確かめられます。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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田園青葉台住宅のリフォームでよくある質問

工事に管理組合の許可はいりますか?

集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。

手続きの流れは管理事務所か工事会社に確認しましょう。

建て替えは決まっていますか?

決まったという資料は見つかっていません。検討の話があるとされる段階です。

リノベの前に、管理組合に今の状況を確認しておきましょう。

青葉台駅前のまちづくりの対象ですか?

2025年の横浜市・東急・URの協定の対象は青葉台プラーザビルと「青葉台市街地住宅」で、田園青葉台住宅は入っていません。

名前が似ているので、資料を見るときは注意しましょう。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

田園青葉台住宅は、青葉台駅から歩ける、1967年に日本住宅公団が分譲した団地です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

管理組合への届け出、配管、構造壁、建て替えの検討の状況の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

田園青葉台住宅のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

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