市ノ坪住宅はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

市ノ坪住宅のリノベ・リフォーム
50㎡くらいの部屋を水回りから床まで直したい。

古い高層の建物だけど、どこまで工事できるのか気になる。

結論から言うと、市ノ坪住宅は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできるマンションです。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、床下や壁の中を通る配管の位置と、床の遮音のルールで、できる工事が変わります。

費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、市ノ坪住宅でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(50㎡前後なら下の方)
  • 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
  • エレベーターのある高層棟なので、搬入の予約や養生を確認
  • 2024年12月に大規模修繕工事が完了と売出し情報に記載

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目次

市ノ坪住宅のリフォーム・リノベ費用の目安

市ノ坪住宅でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。共用の縦管や床の遮音は規約の決まりに沿って進めましょう。

実際に市ノ坪住宅では、水回り・給排水管・内装を全面的に工事した住戸が売りに出たことがあります。

工事の範囲別の費用目安

このマンションの住戸は46〜53㎡前後の1LDK〜3DKが多いため、その広さに近い目安を並べました。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

60㎡より小さい住戸は、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。

上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

市ノ坪住宅は46〜53㎡前後のコンパクトな住戸が多く、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。広さだけで見れば、全面リノベでも1,000万円台の前半から検討できます。

1974年築の鉄骨鉄筋コンクリート造なので、住戸内の給水管・排水管の交換は入れておくのが前提です。過去には、水回り・給排水管・内装を全面的に工事した48.6㎡の住戸が売りに出たこともあります。

高層棟では、床材の遮音の等級が管理規約で決められていることが一般的です。決められた等級の床材を選ぶと材料費が変わるので、規約を確かめてから見積もりを取りましょう。

エレベーターがあるので階段での運搬はありませんが、使える時間や養生の費用が見積もりに入っているかは確認しておきましょう。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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市ノ坪住宅の基本データ

所在地川崎市中原区市ノ坪
最寄り駅JR南武線「平間」駅 徒歩約5分
竣工1974年3月
構造・階数鉄骨鉄筋コンクリート造 16階建て(14階建てとするサイトもあり)
戸数600戸
分譲川崎市住宅供給公社
施工東急建設
エレベーターあり
間取りの例1LDK〜3DK 約46〜52.65㎡

戸数・構造・分譲の欄は複数の不動産情報サイトの情報をもとにしています。管理費・修繕積立金は実例が確認できなかったため載せていません。

市ノ坪住宅はどこまでリノベできる?できない工事

分譲のマンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談します。

市ノ坪住宅は鉄骨鉄筋コンクリート造の高層棟です。間取りを変えられる範囲は配管や梁の位置で決まることが多いので、図面で確認してから考えましょう。

工事の前に確認すること

1974年築の高層の団地では、配管の通り道と床の遮音のルールで、できることと費用が変わります。

管理組合への届け出と工事のルール

集合住宅の工事は、着工前に管理組合への届け出が必要になるのが一般的です。遮音性能や配管の扱い、工事できる曜日・時間は管理規約で決められていることが多く、内容は公開されていません。

管理組合・工事会社に確認すること

遮音性能・配管の扱い・工事の曜日と時間の決まりを管理組合に聞く
届け出の書類づくりを工事会社が代わりに進めてくれるか聞く

配管は交換する前提で考える

築50年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難でしょう。水回りの位置を動かせるかは、床下の排水管の勾配と縦管の位置で決まります。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりに給水管・排水管の交換が入っているか見る
水回りを動かしたいなら、排水管の勾配と縦管の位置を現地で見てもらう

高層棟は搬入と養生の段取りを確認

エレベーターがあるので、資材や設備はエレベーターで運ぶことになります。使える時間や養生のやり方は、決まっていることが多いです。

管理組合・工事会社に確認すること

エレベーターの使える時間と養生のやり方を管理組合に聞く
見積もりに搬入・養生の費用が入っているか確かめる

大規模修繕の時期と合わせて考える

売出し情報には2024年12月に大規模修繕工事が完了と書かれています。次の修繕の予定や修繕積立金の見通しは、管理組合で確かめておきましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

長期修繕計画で、次の修繕の予定を管理組合に聞く
修繕積立金の見通しも、あわせて管理組合に聞いておく

名前の似た市ノ坪ハイツとは別の建物

近くの市ノ坪ハイツ(1990年築・6戸)は別の物件です。情報を調べるときは、取り違えないように気をつけましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

1974年築・600戸の市ノ坪住宅の情報かどうかを確かめる
工事会社にも市ノ坪住宅と伝えて、別の物件と混ぜないようにする

マンションの工事に強い会社の選び方

確認すること聞き方の例
高層の団地の工事実績築50年前後の高層の団地で、配管の交換を含む工事をしたことはありますか
管理組合への届け出市ノ坪住宅の管理組合への届け出は、工事会社で用意してもらえますか
床の遮音の等級管理規約で決められた遮音の等級に合う床材で見積もっていますか
水回りの移動排水管の勾配から見て、キッチンや浴室をどこまで動かせますか

この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、市ノ坪住宅の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

市ノ坪住宅の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「この床材は遮音の規定に合わない」「排水の勾配が足りず水回りを動かせない」と分かることです。

住戸と図面を見てもらってから見積もりを出してもらうと、床材の選び直しや間取りの変更を、契約の前に確かめられます。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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市ノ坪住宅のリフォームでよくある質問

工事に管理組合の許可はいりますか?

集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。

手続きの流れは管理組合か工事会社に確認しましょう。

エレベーターはありますか?

エレベーターはあります。

工事で使うときの予約や養生のルールは、管理組合に確認しましょう。

キッチンや浴室の場所を動かせますか?

排水管の勾配と縦管の位置しだいで、動かせる範囲が決まります。

大きく動かしたいときは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらいましょう。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

市ノ坪住宅は、管理規約の範囲で室内を全面的に作り直せる、平間駅に近い1974年築の公社の高層棟です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

管理組合への届け出、配管、床の遮音、搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

市ノ坪住宅のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

着工の前に見積もりを比べよう

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