上中里団地はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

上中里団地のリノベ・リフォーム
子どもが小さいうちに、56㎡ほどの部屋を住みやすく作り直したいな。

4階建ての団地でどこまで変えられるのか、費用もどのくらいなのか気になる。

結論から言うと、上中里団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、建物を支える壁や、床下の配管の位置など、自由に動かせない部分もあります。

費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、上中里団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(56㎡前後なら下の方)
  • 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
  • 神奈川県住宅供給公社が分譲した848戸の団地で、築50年を超えている
  • 4階建ての棟は資材の搬入の手間を見積もりで確認

いくらかかるか確かめよう

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目次

上中里団地のリフォーム・リノベ費用の目安

上中里団地の分譲住戸も、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。

工事の範囲別の費用目安

この団地の住戸は55〜56㎡前後が多いため、その広さに近い目安を並べました。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

60㎡より小さい住戸は、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。

上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

上中里団地の住戸は56㎡前後なので、表の60〜69㎡の欄よりも少し下がり、全面リノベでも1,000万円台の前半から考えられることが多いです。

1974年の竣工から50年以上たっているので、床を開けるときは給水管・排水管の取り替えまで同じ見積もりに入れておきましょう。その分は表の金額に上乗せになります。

4階建ての棟にエレベーターがあるかは確認できていません。4階まで階段で資材を運ぶことになれば、運搬の手間が見積もりの金額に表れます。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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上中里団地の基本データ

所在地横浜市磯子区上中里町
最寄り駅JR根岸線「洋光台」駅からバス(約10〜15分)
竣工1974年3月
構造・階数鉄筋コンクリート造 4階建て
戸数848戸(団地全体)
分譲神奈川県住宅供給公社
専有面積の例約55〜56㎡

竣工・戸数・分譲の欄は、マンション情報サイトや不動産会社の物件情報をもとにしています。

上中里団地はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談します。

上中里団地は4階建ての公社の団地です。この年代の団地は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。

工事の前に確認すること

1974年築の団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。

管理組合への届け出と工事のルール

集合住宅の工事では、一般的に着工前に管理組合への届け出が必要です。あわせて、フローリングの遮音性能や工事できる曜日・時間も、管理規約で決められていることがあります。規約の中身は公開されていないので、管理組合に確認してから工事の計画を立てましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

遮音性能や工事できる曜日・時間の規約の中身を管理組合に確認する
届け出に必要な書類と受付の時期を着工の前に管理組合へ聞く

配管は交換する前提で考える

築50年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難でしょう。床をはがす全面リノベなら、配管の交換を同じ工事にまとめると、あとから床を壊さずに済みます。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりに給水管・排水管の交換が入っているかを確かめておく
床をはがす工事と配管の交換を同じ工事で進められるか聞いておく

間取り変更は構造の壁を確認してから

この年代の団地は、住戸の中にも建物を支える壁(構造壁)がある造りが多く、その壁は取り払えません。56㎡前後の住戸で部屋数を減らして広く使いたいなら、まず図面で動かせる壁を確認することです。

管理組合・工事会社に確認すること

動かせる壁と取り払えない構造壁を図面で見分けてもらう
図面と住戸をリノベ会社に見てもらってから間取りを考える

4階建ての棟は搬入の手間を確認

エレベーターの有無は確認できていないので、住む棟で確かめておきましょう。階段で運ぶ場合は、搬入・運搬の費用が見積もりにどう入っているかを見ておくと安心です。

管理組合・工事会社に確認すること

エレベーターの有無を管理組合か現地で確かめて記録しておく
見積もりに搬入・運搬の費用がどのように入っているか確認する

管理の形と工事の窓口を確かめる

管理会社に委託しているか、管理組合が自分たちで運営しているかで、届け出の窓口が変わります。工事の前に誰に書類を出すのかを、管理組合の役員か管理事務所に聞いておきましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

届け出の窓口が管理会社と管理組合のどちらかを確かめる
誰に書類を出すのかを管理組合の役員か管理事務所に聞く

団地の工事に強い会社の選び方

確認すること聞き方の例
公社の団地の工事の実績県公社が分譲した築50年前後の団地を手がけたことはありますか
管理組合への届け出上中里団地の管理組合に出す届け出の書類も用意してもらえますか
届け出の窓口管理会社と管理組合のどちらに書類を出すか、事前に確かめてもらえますか
階段での運搬4階まで階段で運ぶ場合の運搬費は、見積もりのどこに入りますか

この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、上中里団地の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

上中里団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「書類を出す先が違っていた」「階段で運ぶぶん運搬費が増える」と分かることです。

住戸を下見してもらってから見積もりを出してもらえば、届け出の窓口や運び方による費用の差を前もって確かめられます。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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上中里団地のリフォームでよくある質問

工事に管理組合の許可はいりますか?

集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。

規約は公開されていないので、管理組合に確認しましょう。

東京都北区の上中里とは関係がありますか?

関係ありません。この記事の上中里団地は、横浜市磯子区上中里町にある神奈川県住宅供給公社の分譲団地です。

物件を調べるときは「磯子区」をつけて検索すると見分けやすいです。

壁を取って間取りを変えられますか?

建物を支える構造壁は取り払えません。

動かせる壁かどうかは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらうと分かります。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

上中里団地は、管理規約の範囲で室内を全面的に作り直せる、1974年築の神奈川県住宅供給公社の団地です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

管理組合への届け出、配管、構造壁、搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

上中里団地のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

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