
2棟あるけど、自分の棟の図面はどこで見られるんだろう。
希望ヶ丘コーポラスは、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
旭区中希望が丘にある2棟・約121戸の建物で、A棟は1972年5月の竣工で築54年です。希望が丘第2・第3コーポラスとは別の物件です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築50年を超えたこの建物に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築54年は配管の交換を前提に考える
- 1982年より前の建物は住宅ローン控除の耐震条件に注意
- 2棟あるので自分の棟の図面で確認
希望ヶ丘コーポラスのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
希望ヶ丘コーポラスは、旭区中希望が丘にある地上6階・2棟の団地型マンションです。最寄りは相鉄線の「希望ヶ丘」駅です。
工事の範囲別の費用目安
広さによって費用は変わります。60〜69㎡と80〜89㎡の目安を並べます。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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希望ヶ丘コーポラスの基本データ
まず、建物の年代・棟の構成・規模を見ておきましょう。
| 所在地 | 横浜市旭区中希望が丘 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 相鉄線「希望ヶ丘」駅 |
| 竣工 | 1972年5月(A棟。築54年) |
| 構造・階数 | 鉄骨造・地上6階(ポータルの表記) |
| 総戸数 | 約121戸(2棟の合計) |
戸数は2棟あわせて約121戸で、サイトによっては1棟ずつの数字で書かれていることもあります。B棟の築年はご自分の棟の資料で確認しましょう。
希望ヶ丘コーポラスはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的です。交換したいときは管理組合への相談から始めましょう。
鉄骨造と表記される建物は、壁や床の作りが一般的なRC造と違うことがあります。壁や床の作りを図面で確認してから工事を考えましょう。
工事の前に確認すること
築50年を超えた2棟の団地では、配管・壁や床の作り・棟の違いで工事の中身が変わります。
築54年は配管の交換を前提に
1972年竣工なので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
鉄骨造の壁と床の作りを図面で確認
ポータルでは鉄骨造・地上6階と紹介されています。壁や床の作りによって、間取りの変え方や遮音の工夫が変わることがあります。
管理組合・工事会社に確認すること
2棟なので自分の棟の資料を用意
A棟とB棟で、築年や設備が違う場合があります。自分の棟の資料を手元に用意しましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
届け出のルールを管理組合に確認
工事の届け出と承認の流れは、管理規約で決められているのが一般的です。内容は非公開なので、管理組合に確認しましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年前後の鉄骨造の団地を工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管の扱い | 築54年の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | 床や壁の補修と、搬入費や養生費は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
築50年を超えた建物の工事で避けたいのは、壁や床を開けてから追加費用が出ることです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
希望ヶ丘コーポラスのリフォームでよくある質問
- 希望ヶ丘コーポラスはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 「希望が丘第2コーポラス」「第3コーポラス」と同じ物件ですか?
いいえ、別の物件です。希望ヶ丘コーポラスは旭区中希望が丘にある2棟の建物で、第2・第3とは建物も戸数も違います。
東希望が丘にあるグリーンコーポとも別の物件です。- 配管はどうしたらいいですか?
1972年竣工で築40年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
希望ヶ丘コーポラスは、1972年築の2棟の団地型マンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、壁や床の作り、自分の棟の資料、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、自分の棟の図面を持って、団地の工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
