宮向団地はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

宮向団地のリノベ・リフォーム
46㎡くらいのコンパクトな部屋で、収納を増やして使いやすくしたいけど、どこまで手を入れられるのか不安。

築55年を超えているから、配管や費用も気になる。

結論から言うと、宮向団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、建物を支える壁など、動かせない部分もあります。

費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、宮向団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(46〜52㎡前後なら下の方)
  • 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
  • 887戸の大きな公団の団地で、横浜市の大規模分譲団地の一覧にも載っている
  • 築55年なので配管の交換も工事に入れて考える

いくらかかるか確かめよう

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目次

宮向団地のリフォーム・リノベ費用の目安

887戸の大きな宮向団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。

工事の範囲別の費用目安

この団地の住戸は46〜52㎡前後の1LDK〜3LDKが多いため、その広さに近い目安を表にしました。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

60㎡より小さい住戸は、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。

上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

宮向団地は46〜52㎡前後のコンパクトな住戸なので、全面リノベでも表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。

ただし築55年を超えているので、給水管・排水管の交換は最初から見積もりに入れるものと考えてください。床をはがす工事なら、配管も一緒に替えるほうがむだがありません。

住戸の中の構造壁は取り払えないので、収納は壁を壊さずに造作や家具で足す形にすると、工事の範囲が広がりにくくなります。

5階建てでエレベーターの有無は確認できていません。階段で運ぶと、上の階ほど搬入・運搬の費用がかさみます。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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宮向団地の基本データ

所在地横浜市神奈川区羽沢町(住所の表記はサイトにより異なる)
最寄り駅横浜市営地下鉄ブルーライン「片倉町」駅 徒歩約17〜20分
竣工1971年2月
構造・階数鉄筋コンクリート造 5階建て
総戸数887戸
分譲日本住宅公団(現在のUR都市機構)
施工北野建設
間取りの例1LDK〜3LDK 約46〜52㎡

築年・戸数は不動産会社の物件情報をもとにしています(横浜市の大規模分譲団地の一覧にも載っている団地です)。

宮向団地はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談しましょう。

宮向団地は5階建ての公団の団地です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。

工事の前に確認すること

1971年築の団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。

管理組合への届け出と工事のルール

集合住宅の工事は、着工前に管理組合への届け出が必要になるのが一般的です。フローリングの遮音性能や工事できる曜日・時間は管理規約で決まっていることが多く、規約は公開されていません。

管理組合・工事会社に確認すること

届け出の書類づくりを工事会社が進めてくれるか聞く
遮音性能と工事できる曜日・時間を管理規約で確かめる

配管は交換する前提で考える

築55年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。床をはがす全面リノベなら、同じ工事にまとめると、あとから床を壊さずに済みます。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりに給水管・排水管の交換が入っているか確かめる
全面リノベで配管を同じ工事にまとめられるか工事会社に聞く

50㎡前後の部屋は壁の位置で使い方が決まる

公団の団地は住戸の中にも構造壁がある造りが多く、その壁は取り払えません。収納は壁を壊さずに、造作や家具で足す形が現実的です。

管理組合・工事会社に確認すること

動かせない壁を図面で確かめてから配置を考える
収納を造作や家具で足せるか工事会社に聞く

5階建ての棟は搬入の手間を確認

エレベーターの有無は確かな資料で確認できていないので、住む棟で確認しておきましょう。上の階ほど手間がかかります。

管理組合・工事会社に確認すること

住む棟と階を伝えて、搬入の方法を工事会社に聞く
見積もりに搬入・運搬の費用がどう入っているか見る

団地の工事に強い会社の選び方

確認すること聞き方の例
公団の団地の工事の実績50㎡前後の公団の団地をリノベしたことはありますか
管理組合への届け出宮向団地の管理組合に出す届け出は、代わりに用意してもらえますか
構造壁の見分けこの住戸で取り払えない壁はどれか、図面で教えてもらえますか
5階建ての搬入階段で運ぶ場合、搬入費は見積もりのどこに入っていますか

この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、宮向団地の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

宮向団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「収納をつくりたい場所の壁が構造壁だった」「床下の配管が傷んでいて交換が要る」と分かることです。

住戸と図面を見てもらってから見積もりを出してもらうと、動かせない壁と配管の状態を前もって確かめられます。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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宮向団地のリフォームでよくある質問

工事に管理組合の許可はいりますか?

集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。

手続きの流れは管理組合か工事会社に確認しましょう。

近くのUR賃貸の西菅田団地と同じですか?

別の団地です。

宮向団地は分譲の団地で、西菅田団地はURの賃貸住宅です。物件情報を調べるときは名前と住所で区別しましょう。

壁を取って間取りを変えられますか?

建物を支える構造壁は取り払えません。

動かせる壁かどうかは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらうと分かります。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

宮向団地は、管理規約の範囲で室内を全面的に作り直せる1971年築・887戸の公団団地です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

管理組合への届け出、配管、構造壁、搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

宮向団地のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

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