
50㎡くらいの部屋だと、全面リノベの金額は表より安くなるのかな。
溝の口セントラルマンションは、届け出をして室内を作り直せるマンションです。専有部分(住戸の内側)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に進められます。
川崎市高津区久本3丁目にある1974年7月竣工の築52年の建物で、SRC造・8階建て、総戸数は137戸です。分譲したのは日本中央地所で、武蔵溝ノ口駅から徒歩約8分です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。住戸が50㎡前後なら、表の目安より下がることがあります。
この記事では、築52年・8階建てのこの建物に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことをまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
- 築52年なので配管の交換も工事に入れて考える
- SRC造8階建ては構造壁の位置を図面で確認
- セントラルコート溝ノ口とは別物件
溝の口セントラルマンションのリフォーム・リノベ費用の目安
自分の住戸の内側(専有部分)は、管理規約の範囲で工事できるのが一般的です。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
溝の口セントラルマンションは、SRC造の8階建てです。売出しの一例には約49.5㎡の2LDK(2階)があり、小さめの住戸もあることがわかります。
工事の範囲別の費用目安
売出しの一例は約49.5㎡の2LDKで、表の60〜69㎡の欄よりも小さな広さです。費用は表の目安より下がることがあります。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
→ マンションに強い会社に無料で見積もりを出してもらう
溝の口セントラルマンションの基本データ
まず、建物の年代・構造・戸数を見ておきましょう。
| 所在地 | 川崎市高津区久本3丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR南武線「武蔵溝ノ口」駅 徒歩約8分、東急「溝の口」駅 徒歩約9分 |
| 竣工 | 1974年7月(築52年) |
| 構造・階数 | SRC造・8階建て |
| 総戸数 | 137戸 |
| 分譲主 | 日本中央地所 |
溝の口の駅まわりにはセントラルコート溝ノ口など名前の似た物件があります。所在地と築年で見分けましょう。
溝の口セントラルマンションはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
SRC造は壁の中に鉄筋や鉄骨が入っていることがあります。抜ける壁と抜けない壁は、図面で確認してもらいましょう。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的なので、交換は管理組合に相談します。
工事の前に確認すること
築52年のSRC造では、配管・構造・耐震の条件を先に確認すると、工事の計画が立てやすくなります。
築52年は配管の交換を前提に
1974年竣工なので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
小さめの住戸は間取りの工夫が効く
50㎡前後の住戸では、間仕切りを減らすだけで広く感じられることがあります。ただし、抜けない壁もあるため図面で確かめましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
8階建ての搬入と養生を確認
上の階では、資材を運ぶ経路と養生の範囲で段取りが変わります。工事の前に、管理組合のルールを聞いておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 築50年超の実績 | 築50年を超えるSRC造のマンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管の扱い | 築52年の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 小さめの住戸 | 50㎡前後の住戸の施工例と金額を教えてもらえますか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
築50年を超える建物で避けたいのは、配管の交換を考えないまま、内装の見た目だけで見積もりを比べることです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
溝の口セントラルマンションのリフォームでよくある質問
- 溝の口セントラルマンションはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 「セントラルコート溝ノ口」と同じ物件ですか?
いいえ、別の物件です。溝の口セントラルマンションは高津区久本3丁目にある1974年築の建物で、セントラルコート溝ノ口とは建物も築年も違います。
- 配管はどうしたらいいですか?
1974年築で築50年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前に建てられた建物なので、住宅ローン控除では国税庁の案内のとおり、耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要になります。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
溝の口セントラルマンションは、1974年築・137戸のSRC造マンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。小さめの住戸なら、もっと抑えられることがあります。
配管の交換、構造壁、搬入と養生、管理組合への届け出を、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
まずは図面を用意して、複数社の見積もりを比べてみてください。
