
棟がいくつもあって、うちの工事は誰に相談すればいいのか分からないな。
リビエラ逗子マリーナは、管理規約の範囲で室内を作り直せるマンションです。住戸の内側(専有部分)であれば、リフォームもリノベーションも一般的に管理組合への届け出で進められます。
逗子市小坪5丁目にある1976年5月竣工の建物で、築50年です。約1,100〜1,270戸・8〜9棟の大規模なリゾートマンションで、分譲主は太洋不動産興業です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安になります。水回りと内装だけに絞れば、もう少し抑えられます。
この記事では、築50年で棟数の多いこの建物に合わせて、工事を頼む前に確認しておきたいことを順番にまとめました。建て替えの予定と、直して住むか売るかを比べる材料もまとめています。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(広さに合わせて見積もりを取る)
- 築50年なので、配管の交換も工事に入れて考える
- 8〜9棟の大規模団地なので、自分の棟の情報で確認する
- 逗子駅からバス10〜16分なので、搬入の段取りを早めに決める
リビエラ逗子マリーナのリフォーム・リノベ費用の目安
分譲マンションでも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。全面リノベの費用は、1,000万〜2,000万円台が目安です。
リビエラ逗子マリーナは、相模湾に面したヨットハーバーを中心にした一帯にあります。横須賀線「逗子」駅からバスで10〜16分、「リビエラ逗子マリーナ前」などで降りて徒歩3〜4分です。
工事の範囲別の費用目安
住戸の広さは棟や間取りで違います。ご自分の専有面積に近い欄(60〜69㎡か80〜89㎡)を目安にして、足りない広さは工事会社の見積もりで確かめましょう。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)をもとにしています。
同じ会社は、今の首都圏の相場として、70㎡で約1,600万〜2,200万円とも紹介しています。
別のリノベ会社が200事例をまとめたデータを見ると、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)でした。
資材も人件費も上がっているので、1,000万〜2,000万円台で見ておくと、予算の読み違いを防げます。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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リビエラ逗子マリーナの建て替えの予定は?
リビエラ逗子マリーナに建て替えの計画が公表された形跡は見当たりません(2026年10月時点)。念のため、今後の予定は総会の資料で確認するのが確実です。
約1,100〜1,270戸を数える建物で、築50年を迎えています。将来の方針は区分所有者の合意で決まるため、早めに状況を知っておきたいところです。
建て替えまでの道のりは?
建て替えは一般的に、管理組合の勉強会や検討から始まり、決議、組合づくり、工事の順に進みます。工事が終わるまでには、年単位の時間が必要です。
専門家の調査をもとに、建て替えと修繕のどちらが合うかを管理組合で検討します。
総会で、必要な多数の賛成を集めて建て替えを決めます。
組合をつくって、今の住戸の権利を新しい住戸へ移す手続きを行います。
仮住まいに移って工事を待ち、完成後に戻ります。
建て替えの費用は一般的に、敷地の容積率に余裕があれば、増やした住戸を売った代金で一部をまかなう形がとられます。話が具体化したら、費用の見通しを管理組合に聞いておきましょう。
建て替えのルールが2026年4月に変わりました
建て替えのルールを定めた区分所有法が、2026年4月に改正されました。決議に必要な賛成は5分の4以上が基本で、耐震性の不足や配管の腐食といった事情があれば4分の3以上で足ります。
リビエラ逗子マリーナは1976年竣工で、旧耐震の時期に建てられた建物です。耐震性が足りないとされる事情に当たるかは、診断の結果が目安になります。詳細は、法務省の改正の案内ページで確かめてください。
今の状況は管理組合で確認
建物の将来に関わる話題は、まず総会の資料に載ります。リノベの工事を決める前に、目を通しておくと安心です。
管理組合に確認すること
リビエラ逗子マリーナはリノベか売却か
工事をして住み続けるのか、売って次の住まいに移るのか迷ったら、見積もりと査定の両方を先にそろえておくのが確実です。
| 見る点 | リビエラ逗子マリーナのめやす |
|---|---|
| リノベの費用 | 全面的に直すと1,000万〜2,000万円台が目安で、築50年だと配管の交換も入れて考える |
| 駅と立地 | 横須賀線「逗子」駅 バス10〜16分、停歩3〜4分 |
| 戸数と構造 | 約1,100〜1,270戸 |
| 築年 | 1976年竣工の旧耐震の建物。買い手の住宅ローン控除には耐震の証明などが関わります(国税庁の案内) |
両方の数字をそろえて、手元に残るお金と住み心地で比べてみましょう。ご自分の住戸の値段は、査定を受けると分かります。
旧耐震の建物で買い手が見つかるか心配なときは、築古・旧耐震の物件を買い取るラクウルにも相談できます。
リビエラ逗子マリーナの基本データ
まず、竣工年・棟の構成・戸数・交通を見ておきましょう。
| 所在地 | 逗子市小坪5丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 横須賀線「逗子」駅 バス10〜16分、停歩3〜4分 |
| 竣工 | 1976年5月(築50年) |
| 階数 | 棟によって異なる(7〜10階建てとする記載がある) |
| 総戸数 | 約1,100〜1,270戸 |
| 棟数 | 8〜9棟 |
| 分譲主 | 太洋不動産興業 |
戸数は1,097戸から1,267戸まで、棟数も8棟と9棟の両方が見つかります。棟ごとに階数も違うため、ご自分の棟の情報で確認しましょう。
リビエラ逗子マリーナはどこまでリノベできる?できない工事
分譲マンションで自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーやテラスの改造、外壁に穴をあける工事 |
鉄筋コンクリート造では、抜ける壁と抜けない壁が図面を見ないと分かりません。管理組合で自分の棟の図面を見せてもらいましょう。
窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたるのが一般的で、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
工事の前に確認すること
築50年で棟数が多く、駅からバスで行く建物では、配管・自分の棟・搬入で工事の中身が変わります。
築50年なので配管は交換を前提にする
住戸の中の給水管・排水管は、交換を前提に考えるのが無難です。全面リノベなら、床や壁を開けるときにまとめて新しくできます。
管理組合・工事会社に確認すること
8〜9棟の大規模団地は自分の棟で確かめる
棟によって階数や図面が違うため、ほかの棟の話をそのまま当てはめないことが大切です。自分の棟の窓口と図面を最初に押さえてください。
管理組合・工事会社に確認すること
逗子駅からバス便なので搬入と通勤の時間を見込む
駅から遠いため、資材や職人の移動に時間がかかります。搬入できる日時と車の置き場所を、見積もりの前に決めておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
海沿いの共用部分と専有部分の境目
潮風を受けやすい場所なので、窓まわりやバルコニーの傷みが気になることもあります。どこまでが共用部分かを先に確かめましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地・マンションの工事に強い会社の選び方
同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わります。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地・マンションの実績 | 築50年前後の大規模マンションを工事したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 届け出の書類づくりを手伝ってもらえますか |
| 配管・設備の扱い | 築50年の配管の交換は見積もりに入っていますか |
| 見積もりの内訳 | バス便の立地での搬入費や移動の費用は別ですか |
この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。
自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
大規模団地の工事で避けたいのは、自分の棟のルールを確かめないまま見積もりを出してもらうことです。
リフォームガイドのマンションリノベなら、コンシェルジュが会社を選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があるそうです。
会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに、同じ条件で見積もりを比べるのがおすすめです。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
リビエラ逗子マリーナのリフォームでよくある質問
- リビエラ逗子マリーナはリフォームやリノベーションができますか?
専有部分(住戸の内側)であれば、管理組合への届け出をしたうえで工事できるのが一般的です。
窓サッシや玄関ドアなどの共用部分は、管理組合に確認しましょう。- 「逗子マリーナ」と同じ物件ですか?
同じ小坪5丁目の一帯にある建物を、「逗子マリーナ」の名前で載せるサイトもあります。棟の呼び方や戸数の数え方が違うため、ご自分の棟の名前と号棟で確認してください。
- 配管はどうしたらいいですか?
1976年築で築40年を超えているため、住戸の中の配管は交換を前提に考えるのが無難です。
共用部分の配管は管理組合の管理になるので、工事の範囲は事前に確認しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
リビエラ逗子マリーナは、1976年築・約1,100〜1,270戸の大規模なリゾートマンションで、管理規約の範囲で室内を作り直せます。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安です。工事の範囲を絞れば、もっと抑えられます。
配管の交換、自分の棟の図面、バス便での搬入、管理組合への届け出の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
迷ったときは、自分の棟の図面を持って、マンションの工事に慣れた会社の見積もりを比べてみてください。
