左近山団地はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

左近山団地のリフォーム・リノベーション費用の目安
古い団地だから、どこまでリフォームできるのか心配。

費用もいくらかかるのか、見当がつかなくて迷っている。

結論から言うと、左近山団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、UR賃貸の住戸は対象外で、この記事は分譲の街区の話になります。

費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、左近山団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(45〜60㎡前後なら下の方)
  • 分譲とUR賃貸が混ざる団地なので、分譲の街区の話
  • 管理組合が自主管理で運営しているので届け出の窓口を確認
  • 築55年超なので配管の交換も工事に入れて考える

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目次

左近山団地のリフォーム・リノベ費用の目安

団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で自由に工事できます。

左近山団地は分譲の街区とUR賃貸の街区が分かれています。分譲の住戸には、リノベーションした部屋として売りに出ている例も見られました。

工事の範囲別の費用目安

この団地の住戸は45〜60㎡前後の2LDK・3LDKが多いため、その広さに近い目安を並べました。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

60㎡より小さい住戸は、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。

上の表は、大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)です。

同じ会社は、今の首都圏の一般的な相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

別のリノベ会社が200事例をまとめたデータでも、70㎡の全面リノベの平均は1,155万円(2022年10月時点)です。

資材と人件費は上がっているので、全面リノベは1,000万〜2,000万円台で見ておくと予算の読み違いが起きにくくなります。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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左近山団地の基本データ

工事の計画は、建物の年代・構造・管理の仕組みで決まることが多いので、先に基本を押さえておきましょう。

所在地横浜市旭区左近山
規模全体 約4,800戸(分譲 約2,700戸・UR賃貸 約2,100戸)
中央地区分譲 62棟・約1,300戸(左近山団地中央地区住宅管理組合)
竣工1968年ごろから(街区により1968〜1969年など)
構造・階数鉄筋コンクリート造 5階建てが中心(分譲の街区)
分譲日本住宅公団(現在のUR都市機構)
管理管理組合による自主管理(一部業務を委託)
間取りの例2LDK 46.22㎡、3LDK 58.44㎡
管理費・修繕積立金の例58.44㎡で月5,000円・月9,100円
交通相鉄線「二俣川」駅からバス約12〜20分

規模・中央地区の数字は横浜市の資料、管理費などは売りに出ている住戸の情報をもとにしています。

左近山団地はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談します。

左近山団地の分譲の街区は5階建ての公団の団地が中心です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。

工事の前に確認すること

1968年ごろに建った団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。

自主管理の管理組合への届け出

左近山団地の分譲の街区は、住民でつくる管理組合が自主的に運営しています。工事の前には管理組合への届け出が必要になるのが一般的です。

管理組合・工事会社に確認すること

届け出の窓口と書類を管理組合に先に確かめる
管理規約や細則の遮音性能と工事できる曜日・時間を聞く

配管は交換する前提で考える

築55年を超えるので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。床をはがす全面リノベなら、同じ工事にまとめるとあとから床を壊さずに済みます。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりに給水管・排水管の交換が入っているか見る
床をはがす工事と配管の交換を同時にできるか聞く

間取り変更は構造の壁を確認してから

5階建ての公団の団地は、構造壁が住戸の中にもある造りが多く、その壁は取り払えません。広いリビングにするなら、先に図面で動かせる壁を調べましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

動かせる壁と残す壁を図面で確かめてもらう
つなげたい部屋の間の壁が構造壁かどうかを聞く

5階建ての棟は搬入の手間を確認

5階建ての階段室型の棟では、資材やキッチン・ユニットバスを階段で運ぶことがあります。上の階ほど手間が増えやすいでしょう。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりの搬入・運搬の費用の入り方を確かめる
自分の部屋の階と運び方を工事会社に伝える

団地の工事に強い会社の選び方

同じ工事でも、団地・マンションの工事に慣れているかで、進めやすさと費用が大きく変わるものです。

確認すること聞き方の例
団地・マンションの実績築50年以上の団地を工事したことはありますか
管理組合への届け出届け出の書類は作ってもらえますか
配管の扱い配管の交換は見積もりに入っていますか
見積もりの内訳搬入費や養生費は別ですか

この4つは、1社だけでなく2〜3社に同じ条件で聞くと、答えの差がはっきり見えます。

自分で会社を探すのが大変なら、マンションに強い会社を無料で紹介してもらう方法もあります。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「規約でこの工事はできない」「配管が想定外だった」と分かることです。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも、相場には約1,500万〜2,100万円と600万円ほどの幅があります。

会社や仕様で金額が大きく変わるので、1社だけで決めずに同じ条件で見積もりを比べることが大切です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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左近山団地のリフォームでよくある質問

UR賃貸の部屋もリフォームできますか?

UR賃貸の住戸は借りている人が自分でリフォームすることはできません。

この記事の内容は、分譲の街区の住戸の話です。

工事に管理組合の許可はいりますか?

集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。

左近山団地は街区ごとに管理組合があるので、住む街区の組合に確認しましょう。

団地は建て替えの予定がありますか?

左近山団地の分譲の管理組合は、建て替えではなく、広場づくりなどで団地を活性化する再生を進めてきました。

2017年には広場「左近山みんなのにわ」が開園しています。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

左近山団地は、分譲の街区なら管理規約の範囲で室内を全面的に作り直せる公団の団地です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、広さが小さい住戸や工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

管理組合への届け出、配管、構造壁、搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

左近山団地のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

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