笹下台団地はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

笹下台団地のリノベ・リフォーム
53㎡くらいの2LDKを、配管まで含めて新しくしたい。

どこまで工事できて、いくらぐらいかかるのか、まずそこがわからない。

結論から言うと、笹下台団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、建物を支える壁は動かせず、エレベーターの有無も棟ごとに確かめる必要があります。

費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、笹下台団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(53〜70㎡前後)
  • 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
  • スケルトンからリノベした住戸が売りに出たことがある
  • エレベーターの有無や管理の形は棟・街区ごとに確認

いくらかかるか確かめよう

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目次

笹下台団地のリフォーム・リノベ費用の目安

笹下台団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。届け出の窓口は、住む街区で確かめておきましょう。

実際に笹下台団地では、スケルトンの状態から作り直した住戸やフルリノベーションした住戸が売りに出て、成約しています。

工事の範囲別の費用目安

この団地の住戸は53〜70㎡前後の2LDK・3DK・3LDKが多いため、その広さに近い目安を並べました。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

笹下台団地の住戸は53〜70㎡前後です。53㎡台の2LDK・3DKなら表の60〜69㎡の欄より下がり、64〜69㎡台の3LDKはその欄に近い金額で考えられます。

1969年築で築55年を超えているので、給水管・排水管の交換は見積もりに入れる前提です。床をはがす工事と同じ時期にまとめれば、あとで床を開け直さずに済みます。

笹下台団地では、スケルトンの状態から作り直した住戸が売りに出て成約した例があります。配管まで新しくする全面的な工事は、実際に行われているのです。

エレベーターの有無は資料によって情報が分かれています。5階建ての上の階で資材を階段で運ぶことになれば、そのぶん運搬費が加わるので、住む棟で確かめてから見積もりを見比べましょう。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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笹下台団地の基本データ

所在地横浜市港南区笹下1丁目
最寄り駅港南中央駅 徒歩約11〜14分、上大岡駅 徒歩約15〜18分
竣工1969年9月
構造・階数鉄筋コンクリート造 5階建て
棟数・戸数16棟・430戸
分譲日本住宅公団(現在のUR都市機構)
管理日本総合住生活に委託(委託の形は街区により異なる)
間取りの例2LDK・3DK 53.25㎡、3LDK 64.06㎡・69.9㎡
管理費・修繕積立金の例53.25㎡で月6,000円・月10,000円(過去の売出し情報)

戸数・竣工は複数の不動産会社の物件資料、費用の欄は過去に売りに出た住戸の情報をもとにしています。

笹下台団地はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談しましょう。

笹下台団地は5階建ての公団の団地です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。

工事の前に確認すること

1969年築の団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。

管理組合への届け出と工事のルール

集合住宅の工事は、着工前に管理組合への届け出が必要になるのが一般的です。笹下台団地は街区によって管理の委託の形が違うという情報もあるので、届け出先も住む棟で確かめておきましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

フローリングの遮音性能や工事できる曜日・時間を、管理規約で確かめる
届け出先が住む棟でどこになるかを、管理組合に聞く

配管は交換する前提で考える

築55年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。床をはがす全面リノベなら、配管の交換を同じ工事にまとめると、あとから床を壊さずに済みます。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりに配管の交換が入っているかを確かめる
床をはがす工事と同時に交換できるかを、工事会社に聞く

間取り変更は構造の壁を確認してから

5階建ての公団の団地は、建物を支える壁(構造壁)が住戸の中にもある造りが多く、その壁は取り払えません。53㎡の2LDKを広い1LDKにしたいときも、図面で動かせる壁を先に確認しましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

動かせる壁と動かせない壁を、図面で確認してもらう
2LDKを1LDKにする間取りが可能かを、工事会社に相談する

エレベーターと搬入の方法を確認

笹下台団地は、エレベーターの有無について資料によって情報が分かれています。エレベーターがない棟では、資材やキッチン・ユニットバスを階段で運びます。

管理組合・工事会社に確認すること

エレベーターの有無を、住む棟で確かめておく
搬入費が見積もりにどう入っているかを見ておく

名前の似た団地と取り違えない

旭区には「笹の台団地」という名前の似た団地があるため、資料や売出し情報を調べるときは所在地が港南区笹下1丁目かどうかを確かめましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

所在地が港南区笹下1丁目かどうかを、資料で確かめる
笹の台団地の情報と混ざっていないか気をつける

団地の工事に強い会社の選び方

確認すること聞き方の例
公団の団地の工事の実績1960年代に建った公団の団地で、全面リノベを手がけたことはありますか
管理組合への届け出笹下台団地の住む街区の管理組合へ出す届け出も、任せられますか
5階建ての搬入エレベーターがない棟だった場合、搬入費は見積もりのどこに入りますか
構造壁の位置53㎡の2LDKで取り払えない壁がどれか、現地で見てもらえますか

この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、笹下台団地の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

笹下台団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「この棟は階段で資材を運ぶ」「取り払うつもりの壁が構造壁だった」と分かることです。

住戸と図面を見てもらってから見積もりを出してもらうと、搬入の方法と動かせる壁を工事の前に確かめられます。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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笹下台団地のリフォームでよくある質問

工事に管理組合の許可はいりますか?

集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。

手続きの流れは管理組合か工事会社に確認しましょう。

エレベーターはありますか?

笹下台団地は、エレベーターの有無について資料によって情報が分かれています。

住む棟にあるかどうかを管理組合で確かめ、階段での搬入になるなら見積もりの搬入費を見ておきましょう。

旭区の笹の台団地とは同じですか?

別の団地です。笹下台団地は港南区笹下1丁目にある1969年築の公団の分譲団地です。

物件を調べるときは所在地で見分けましょう。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

笹下台団地は、管理規約の範囲で室内を全面的に作り直せる、港南区笹下の1969年築の公団団地です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

管理組合への届け出、配管、構造壁、エレベーターと搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

笹下台団地のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

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