
この機会に56㎡ほどの部屋をまとめて直すと、いくらくらいかかるのかな。
結論から言うと、下瀬谷団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。
住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、5階建ての団地なので、構造壁や階段での搬入など建物の条件があります。
費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。
この記事では、下瀬谷団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(55〜58㎡前後なら下の方)
- 神奈川県住宅供給公社が分譲した9棟230戸の団地
- 築50年超なので配管の交換も工事に入れて考える
- 5階建ての棟は搬入の手間を見積もりで確認
下瀬谷団地のリフォーム・リノベ費用の目安
下瀬谷団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。県営や市営ではなく県公社が分譲した団地なので、ルールは下瀬谷団地の管理組合が決めています。
工事の範囲別の費用目安
この団地の住戸は55〜58㎡前後が多いため、その広さに近い目安を並べました。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
60㎡より小さい住戸は、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。
上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。
住戸は55〜58㎡台が中心で、表の60〜69㎡の欄より下がることが多いです。全面リノベでも1,000万円台の前半から見積もりを考えられます。
1975年3月の竣工で築50年を超えているため、キッチンやお風呂を替えるときは床下の給水管・排水管も一緒に替えるのが前提です。その分、表の金額より上がると見ておきましょう。
全面ではなく、キッチン・浴室など古くなった水まわりから直すなら、費用はもっと抑えられます。どこまで直すかで見積もりを比べるとよいでしょう。
下瀬谷団地のエレベーターは、今のところ確かめられた資料がありません。5階建てなので、上の階ほど階段での運搬費がかさむと考えて見積もりの内訳を見ましょう。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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下瀬谷団地の基本データ
| 所在地 | 横浜市瀬谷区下瀬谷3丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 相鉄本線「大和」駅からバス約13分 |
| 竣工 | 1975年3月 |
| 構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 5階建て |
| 棟数・戸数 | 9棟(1〜9号棟)・230戸 |
| 分譲 | 神奈川県住宅供給公社 |
| 施工 | 大成プレハブ |
建物の欄は不動産会社のマンション情報をもとにしています。
下瀬谷団地はどこまでリノベできる?できない工事
分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
下瀬谷団地は5階建ての公社の団地です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。
工事の前に確認すること
1975年築の団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。
管理組合への届け出と工事のルール
集合住宅の工事は、着工前に管理組合への届け出が必要になるのが一般的です。フローリングの遮音性能や配管の扱いなど、工事のルールは管理規約で決められているので、管理組合に確認しましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
配管は交換する前提で考える
築50年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。床をはがす全面リノベなら、配管の交換を同じ工事にまとめると、あとから床を壊さずに済みます。
管理組合・工事会社に確認すること
間取り変更は構造の壁を確認してから
公社の団地は、建物を支える壁(構造壁)が住戸の中にもある造りが多く、その壁は取り払えません。56㎡前後の住戸を広く使いたいなら、図面で動かせる壁を確認することが最初の一歩です。
管理組合・工事会社に確認すること
5階建ての棟は搬入の手間を確認
エレベーターの有無は確認できていないので、住む棟で階段の搬入になるかを確かめましょう。上の階ほど手間がかかるので、見積もりの搬入・運搬の費用も見ておきたいところです。
管理組合・工事会社に確認すること
近くの似た名前の建物と区別する
近くの「下瀬谷第五ハイツ」「セジュール下瀬谷」は別の物件です。工事会社に相談するときは、「下瀬谷3丁目の県公社の団地」と伝えると話が早くなります。
管理組合・工事会社に確認すること
団地の工事に強い会社の選び方
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 県公社の団地の工事の実績 | 1970年代の県公社の団地で、水まわりと配管をまとめて直したことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 下瀬谷団地の管理組合に出す届け出は、工事会社で書類を作ってもらえますか |
| 上の階への運搬 | 5階建ての上の階の場合、運搬費はどのくらい上乗せになりますか |
| 直す範囲の比べ方 | 水まわりだけの場合と全面の場合で、見積もりを並べて出してもらえますか |
この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、下瀬谷団地の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
下瀬谷団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「キッチンを替えたら配管も替えることになった」「階段で運ぶ費用が別にかかった」と分かることです。
住戸を見てもらってから見積もりを出してもらうと、配管の状態や運び込みの手間による追加の費用を、先に見込んでおけます。
リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
下瀬谷団地のリフォームでよくある質問
- 工事に管理組合の許可はいりますか?
集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。
手続きの流れは管理組合か工事会社に確認しましょう。- 下瀬谷団地は県営や市営の住宅ですか?
下瀬谷団地は神奈川県住宅供給公社が分譲した団地です。
横浜市の市営住宅の一覧にも、「下瀬谷」という名前の住宅はありません。- 壁を取って間取りを変えられますか?
建物を支える構造壁は取り払えません。
動かせる壁かどうかは、図面と住戸をリノベ会社に見てもらうと分かります。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。
証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
下瀬谷団地は、瀬谷区の下瀬谷3丁目にある、1975年築の県公社分譲の団地です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。
管理組合への届け出、配管、構造壁、搬入の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
下瀬谷団地のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。
