
築50年だと、配管や費用も気になる。
結論から言うと、新桜ヶ丘団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。
住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、建物を支える壁など、動かせない部分もあります。
費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。
この記事では、新桜ヶ丘団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。
この記事のポイント
- 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台(45〜68㎡前後)
- 工事の前に管理組合への届け出が必要になる
- 神奈川県住宅供給公社が分譲した404戸の団地
- 管理費・修繕積立金が面積によらず同じ額の例が出ている
新桜ヶ丘団地のリフォーム・リノベ費用の目安
県公社が分譲した新桜ヶ丘団地でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます。
実際に新桜ヶ丘団地では、2024年にリノベーション済みの住戸が売りに出ていました。
工事の範囲別の費用目安
この団地の住戸は45〜68㎡前後の2LDKなどが多いため、その広さに近い目安を表にしました。
| 工事の範囲 | 60〜69㎡ | 80〜89㎡ |
|---|---|---|
| 表層の張り替え(床・壁紙など) | 400万円〜 | 500万円〜 |
| 表層+設備の交換(キッチン・浴室など) | 650万円〜 | 750万円〜 |
| 全面リノベ(間取りから作り直す) | 1,050万円〜 | 1,200万円〜 |
上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。
新桜ヶ丘団地は45〜68㎡前後で、55㎡台の2LDKなら表の60〜69㎡の欄より少し下がることが多いです。
築50年を超えているので、住戸の中の配管は交換する前提で見積もりを取りましょう。床をはがすときにまとめると、あとで床を壊さずに済みます。
内装と水回りだけなら、もっと抑えられます。実際に2024年には、リノベーション済みの2LDKが売りに出ていました。
5階建てでエレベーターの有無は確認できていません。階段での搬入になると運搬費が上がるので、住む棟で確かめておきましょう。
自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
→ マンションに強い会社に無料で見積もりを出してもらう
新桜ヶ丘団地の基本データ
| 所在地 | 横浜市保土ケ谷区新桜ケ丘2丁目 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 相鉄線「和田町」駅からバス約12分、停留所から徒歩約3分 |
| 竣工 | 1974年6〜7月 |
| 構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 5階建て |
| 総戸数 | 404戸 |
| 分譲 | 神奈川県住宅供給公社 |
| 施工 | フジタ工業 |
| 間取りの例 | 2LDK 55.93㎡など |
| 管理費・修繕積立金の例 | 55〜68㎡の住戸で月5,300円・月7,100円(2026年10月時点の売出し・取引情報) |
表の内容と管理費・修繕積立金の欄は、不動産会社の物件情報と取引情報をもとにしています。
新桜ヶ丘団地はどこまでリノベできる?できない工事
分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。
| 区分 | 工事の例 |
|---|---|
| できる | 床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更 |
| できない | 構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事 |
窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談しましょう。
新桜ヶ丘団地は5階建ての公社の団地です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。
工事の前に確認すること
1974年築の団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。
管理組合への届け出と工事のルール
フローリングの遮音性能や工事できる曜日・時間は管理規約で決まっていることが多く、規約は公開されていません。管理の形(自主管理か委託か)も資料で確認できませんでした。
管理組合・工事会社に確認すること
配管は交換する前提で考える
築50年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難です。床をはがす全面リノベなら、同じ工事にまとめると、あとから床を壊さずに済みます。
管理組合・工事会社に確認すること
部屋と収納の数は壁の位置で決まる
公社の団地は住戸の中にも構造壁がある造りが多く、その壁は取り払えません。
管理組合・工事会社に確認すること
管理費・修繕積立金の決まり方を聞く
取引情報では、55〜68㎡のどの住戸も同じ額になっている例が出ています。面積で変わらない仕組みかどうかは分かっていません。
管理組合・工事会社に確認すること
5階建ての棟は搬入の手間を確認
エレベーターの有無は確かな資料で確認できていないので、住む棟で確認しておきましょう。
管理組合・工事会社に確認すること
団地の工事に強い会社の選び方
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 団地の工事の実績 | 公社の団地で、部屋や収納を増やすリノベをしたことはありますか |
| 管理組合への届け出 | 新桜ヶ丘団地の届け出の窓口がどこか、先に確認してもらえますか |
| 間仕切りの追加 | 2LDKを3部屋に分けるとき、窓や換気はどう取りますか |
| 階段での搬入 | エレベーターがない棟の場合、搬入費は見積もりに入っていますか |
この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、新桜ヶ丘団地の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。
マンションに強いリノベ会社に見てもらう
新桜ヶ丘団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「届け出の窓口が分からず工事を始められない」「子ども部屋にしたい所に窓がない」と分かることです。
住戸を見てもらってから見積もりを出してもらうと、手続きの流れと部屋の分け方を前もって確かめられます。
リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。
首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。
新桜ヶ丘団地のリフォームでよくある質問
- 工事に管理組合の許可はいりますか?
集合住宅では、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。
手続きの流れは管理組合か工事会社に確認しましょう。- 「新桜ヶ丘ガーデンハイツ」などと同じ建物ですか?
別の建物です。
新桜ケ丘1丁目には似た名前の小さな民間マンションがいくつかあり、公社の新桜ヶ丘団地とは違います。- 2LDKを3部屋に分けられますか?
間仕切りの壁を新しく足す工事は比較的しやすいことが多いです。
ただし窓や換気の取り方が変わるので、図面を見ながらリノベ会社に相談しましょう。- これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?
1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。
証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。
まとめ
新桜ヶ丘団地は、管理規約の範囲で室内を全面的に作り直せる1974年築の県公社の団地です。
全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。
管理組合への届け出、配管、構造壁、管理費の決まり方の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。
新桜ヶ丘団地のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。
