辻堂団地の分譲住戸はリノベできる?リフォーム費用の目安と注意点

辻堂団地のリノベ・リフォーム
60年以上前の建物だから、配管も含めて全部直したいけど、そんなに大がかりにできるのかな。

URの賃貸の部屋と同じ団地だけど、何が違うのかも気になる。

結論から言うと、辻堂団地は管理規約の範囲で室内を全面的にリノベーションできる団地です。

住戸の中(専有部分)のリフォーム・リノベーションは、管理組合への届け出をすれば可能です。ただし、建物を支える壁など、動かせない部分もあります。

費用は全面リノベで1,000万〜2,000万円台が目安で、水回りや内装だけならもっと抑えられます。

この記事では、辻堂団地でリフォーム・リノベーションをする前に確認することを、工事を頼む順番にまとめました。

この記事のポイント

  • 全面リノベの目安は1,000万〜2,000万円台
  • 分譲は280戸だけで、団地の大半はURの賃貸
  • 築60年を超えるので配管の交換はほぼ必須と考える
  • 工事の前に管理組合への届け出が必要になる

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目次

辻堂団地のリフォーム・リノベ費用の目安

辻堂団地の分譲住戸でも、自分の住戸の内側(専有部分)は管理規約の範囲で工事できます(URの賃貸の部屋は対象外です)。

工事の範囲別の費用目安

住戸の広さは棟や間取りで違うので、自分の住戸に近い広さの欄を見てください。

工事の範囲60〜69㎡80〜89㎡
表層の張り替え(床・壁紙など)400万円〜500万円〜
表層+設備の交換(キッチン・浴室など)650万円〜750万円〜
全面リノベ(間取りから作り直す)1,050万円〜1,200万円〜

上の表は大手リノベ会社が公開している首都圏の工事費の概算(2019年8月時点)で、同じ会社は今の相場を70㎡で約1,600万〜2,200万円と紹介しています。

分譲住戸の広さは住戸によって違うので、自分の住戸の図面で確認しましょう。50㎡前後なら表の60〜69㎡の欄より下がり、70㎡台なら60〜69㎡と80〜89㎡の欄のあいだが目安です。

1964年11月の竣工で築60年を超えているので、給水管・排水管の交換を入れる前提で考えましょう。床をはがす工事なら、配管の分だけ表の金額より上がります。

5階建ての棟で、エレベーターがあるかは確認できていません。上の階で階段での搬入になると、運搬費が加わります。

自分の部屋で実際にいくらかかるかは、住戸を見てもらうと分かります。
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辻堂団地の基本データ

所在地藤沢市辻堂西海岸2丁目
最寄り駅JR東海道線「辻堂」駅 徒歩約19〜20分、またはバス
竣工1964年11月(分譲部分)
構造・階数鉄筋コンクリート造 5階建て
戸数分譲280戸(団地全体ではUR賃貸1,913戸もあり)
分譲日本住宅公団(現在のUR都市機構)
間取りの例2LDK・3DKなど

戸数は百科事典の記載と不動産会社の物件情報が一致したもの、ほかの欄も物件情報をもとにしています。

辻堂団地はどこまでリノベできる?できない工事

分譲の団地で自由に工事できるのは、自分の住戸の内側(専有部分)です。

区分工事の例
できる床・壁・天井の内装、キッチン・浴室・トイレの交換、住戸内の配管の交換、構造に関わらない間仕切りの変更
できない構造壁を取り払う、窓サッシや玄関ドアの交換(共用部分)、バルコニーの改造、外壁に穴をあける工事

窓サッシや玄関ドアは共用部分として管理組合が管理するのが一般的なので、交換したいときは管理組合に相談します。

辻堂団地の分譲部分は5階建ての公団の団地です。この型は住戸の中にも建物を支える壁があることが多いので、図面で確認してから間取りを考えましょう。

工事の前に確認すること

1964年築の団地の工事は、部屋の見た目より建物と管理の条件で、できることと費用が変わります。

管理組合への届け出と工事のルール

集合住宅の工事では、一般的に着工前に管理組合への届け出が必要です。あわせて、フローリングの遮音性能や工事できる曜日・時間も、管理規約で決められていることがあります。

管理組合・工事会社に確認すること

遮音性能や工事できる曜日・時間の規約の中身を管理組合に確認する
届け出の書類づくりを工事会社が代わりに進めてくれるか聞く
手続きの流れを分譲部分の管理組合に聞いて確認しておく

UR賃貸の部分と分けて考える

辻堂団地は日本住宅公団が建てた大きな団地で、今はURの賃貸が1,913戸、分譲は280戸です。リノベできるのは分譲の住戸だけなので、物件情報や図面が分譲部分のものかを確かめましょう。

管理組合・工事会社に確認すること

物件情報や図面が分譲部分のものかを管理組合に確かめる
受け取った図面が賃貸側の棟のものでないかを見比べておく

配管は交換する前提で考える

築60年を超えているので、住戸の中の給水管・排水管は交換を前提に考えるのが無難でしょう。床をはがす全面リノベなら、配管の交換を同じ工事にまとめると、あとから床を壊さずに済みます。

管理組合・工事会社に確認すること

見積もりに給水管・排水管の交換が入っているかを確かめておく
床をはがす工事と配管の交換を同じ工事で進められるか聞いておく

間取り変更は構造の壁を確認してから

5階建ての公団の団地は、建物を支える壁(構造壁)が住戸の中にもある造りが多く、その壁は取り払えません。広いリビングにしたいなら、まず図面で動かせる壁を確認することです。

管理組合・工事会社に確認すること

動かせる壁と取り払えない構造壁を図面で見分けてもらう
図面と住戸をリノベ会社に見てもらってから間取りを考える

5階建ての棟は搬入の手間を確認

エレベーターがあるかは確認できていません。ない棟では、資材やキッチン・ユニットバスを階段で運ぶことになり、上の階ほど手間がかかります。

管理組合・工事会社に確認すること

エレベーターの有無を管理組合か現地で確かめて記録しておく
見積もりに搬入・運搬の費用がどのように入っているか確認する

団地の工事に強い会社の選び方

確認すること聞き方の例
築60年超の団地の工事の実績築60年を超える団地の分譲住戸を工事したことはありますか
管理組合への届け出辻堂団地の分譲住戸の管理組合への届け出を手伝ってもらえますか
分譲住戸かどうか図面や資料がURの賃貸ではなく分譲部分のものか、確かめてもらえますか
配管と床下の状態床をはがしたあと配管の交換範囲が広がったら、費用はどう変わりますか

この4つを2〜3社に同じ条件で聞くと、辻堂団地の工事に慣れているかどうかの差がはっきり見えます。

マンションに強いリノベ会社に見てもらう

辻堂団地の工事でいちばん避けたいのは、着工してから「配管の傷みが広い範囲に及んでいた」「受け取った図面が賃貸側の棟のものだった」と分かることです。

住戸を見てもらってから見積もりを出してもらうと、配管の交換範囲と分譲住戸の図面を前もって確かめられます。

リフォームガイドのマンションリノベなら、マンションの工事に慣れたリノベ会社をコンシェルジュが選んで紹介してくれます。

首都圏の60㎡の全面リノベでも相場には約1,500万〜2,100万円の幅があるので、同じ条件で見積もりを比べるのが確実です。

1
住戸と希望を伝える
広さ・予算・やりたい工事を入力します。
2
コンシェルジュが会社を選ぶ
マンションの工事の実績がある会社を紹介してもらえます。
3
住戸を見てもらう
配管や壁の状態を現地で確認してもらいます。
4
見積もりを比べて決める
内訳を見比べて、納得できた会社に頼みます。

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辻堂団地のリフォームでよくある質問

工事に管理組合の許可はいりますか?

分譲住戸の工事は、着工前の届け出や承認が管理規約で決められているのが一般的です。

手続きの流れは分譲部分の管理組合に確認しましょう。

URの賃貸の部屋にもこの記事は当てはまりますか?

この記事は、280戸ある分譲住戸のリフォームの話です。

URの賃貸住戸の工事の決まりは、URに確認しましょう。

近くの辻堂海岸団地とは同じですか?

別の団地です。辻堂海岸団地は神奈川県住宅供給公社が分譲した団地で、辻堂団地とは管理も規約も違います。

これから買う場合、住宅ローン控除は使えますか?

1982年より前の建物なので、国税庁の案内のとおり耐震基準に適合している証明か入居前の耐震改修が必要です。

証明の取り方は契約前に不動産会社へ相談しましょう。

まとめ

辻堂団地は、URの賃貸と並ぶ280戸の分譲住戸を、管理規約の範囲で全面的に作り直せる1964年築の公団団地です。

全面リノベの費用は1,000万〜2,000万円台が目安で、工事の範囲を絞ればもっと抑えられます。

分譲住戸かどうか、管理組合への届け出、配管、構造壁の4つは、工事会社を決める前に確認しておきましょう。

辻堂団地のリフォームで迷ったら、マンションに強い会社に住戸を見てもらい、見積もりを比べるのが近道です。

着工の前に見積もりを比べよう

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